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ムーミンのアフタヌーンティー:出版80周年記念

2025年はムーミンの第一作が出版されてから80周年。
鍵のかかっていないムーミンハウスにちなんで、The door is always openが80周年のテーマになっています。

トーベ・ヤンソンが来日したときに宿泊したのはホテルオークラでしたが、帝国ホテルで特別コラボイベントのムーミンのアフタヌーンティーが開催中ときいて、早速行ってきました。


日比谷で用事があった週末、そんなに混んでいないだろうと勝手に思っていたらほぼ満席で、何とか最後の1席を用意して頂けました。ムーミンの人気は絶大ですね!  
インペルアルラウンジ「アクアは、優雅で落ち着いた店内に加えて、日比谷公園・皇居前広場が一望できる抜群のロケーション。贅沢なひと時を堪能しました。


記念にお持ち帰りした紙のコースター♪


アフタヌーンティーのプレート、きたぁ~~~☆ 食べるのがもったいないくらいのクオリティに目が釘付け。背景の青空と緑にムーミンたちも気持ち良さそうでした。



ムーミンはホワイトチョコレート、スナフキンの帽子はピスタチオのムース、ミイは栗のモンブラン。 こけもものシュークリームに寄りかかったニョロニョロはギモーブという、しっとりしたマシュマロみたいなお菓子です。


ムーミンが好きな石ころをイメージしたココナッツのロシェが、後ろに隠れていました。ロシェはフランス語でずばり「岩」 こんな飾り気のないスイーツを忍ばせるところに遊び心を感じます。カリっとした食感が心地良くて、私の好きな味でした。


サーモンのクリームスープ、スナフキンの帽子をかたどったほうれん草のパスタにミートボール。ムーミンの顔をした小エビのサンドウィッチ。小エビのオープンサンド、トースト・スカーゲンは私もたまに作るし、フィンランドでもよく頂くメニューで、懐かしい。

かじっちゃってごめんね、ムーミン


ニシンのフィンガーフライ(チーズソース添え)、ミイカラーのビーツのサラダ、ムーミンママのベリーパイに定番スコーン。 


なかなか勇気のいるお値段でしたけど、帝国ホテルのクオリティに大満足でした。ご馳走さまでした。フィンランド本国ではこんな手のこんだセットメニューはお目にかかれないと思います。キャラクターグッズも日本の方がハイセンスな気がします。でもでも、素朴でゆるゆるぐだぐだしたフィンランドがやっぱり好き。早くまた行きたいな! そして「少女ソフィアの夏」を映画化した「The Summer Book」の公開も待ち遠しい私です。


「おいでよ~」とみんなが呼んでいる?


心のドアはいつもオープンに☆ 


 The Summer Book:Official Trailer
なんとグレン・クローズが祖母役じゃないですか! できれば英語ではなく、スウェーデン語の響きを聞きたかったけど、詩的で美しい世界に一瞬で引きこまれてしまいました。