Art Work 『ジョウビタキ』
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2021年3月1日
里山が近くにある、我が家の庭では、沢山の野鳥を観察することができます。春先になると、ジョウビタキやシジュウカラ、メジロがやって来ます。
ある日、庭先で、誰かさんの作りかけの巣を発見しました。毎年、月桂樹の木に巣をつくろうと、奮闘している野鳥がいるのですが、どうやら、春先の強風により、巣が飛ばされてしまう様です。
2020年
様々な素材によって、組まれた巣を観察すると、内部は、ふかふかになっており、オレンジの羽根が目立ちました。拾ってきた羽を使って、作っていたのでしょうか?
ここまで編み込むのは、大変な労力だっただろうにと、落ちた巣を見て、少し胸が痛くなりましたが、作り手の前向きな意欲と、努力を感じては、次こそは、適した場所が見つかりますようにと、願わずにいられませんでした。
2021年
今回は、断熱材のような人口素材で、作ろうとしていたようです。前回とは、別の雄なのでしょうか、巣作りに不器用な個性を感じます。初期の段階で、蔵王おろしにより飛ばされていました。
前回の巣は、居心地が良さそうだったのに対して、今回の巣は、汚れも目立ち、細かい巣材ばかりを選んで必死に編んでいるため、もしかすると、一点集中型の雄なの?と想像していました。
これらは、ジョウビタキの巣だと、推測していましたが、絵を描きあげた後日、カワラヒワのつがいが、仲良く巣材を集めている様子を、庭先で何度も見かけました。
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今回の制作は、ジョウビタキになります。
幸せを祈りながら、描き上げたジョウビタキの雄です。
お付き合いくださり有り難うございました✨
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