資産を守る
こんばんは。
atelierity onlineです。
この記事は「10milion for retirement」の週末号として書いています。
が、今週末考えなくてはならない事は今週の成果を語る事ではなく、今月の終え方を考える事です。
こちらの画像は本企画で扱っている株式の評価額をグラフ化したものなんですが、微妙な増加を今月でも実現しています。
ただし、余らせていた現金資金のうちの多くを事業投資に回してしまい、未だにそれを回収していない状況です。
今回は、その関連事項について考えていきたいと思います。
現金は増えない
そもそも、何故、この企画の資産を別の事業投資に振り分けたかというと、現金は増えないからです。
かと言って、現段階では多くの金融資産が値上がりしていて、不用意に金融資産に変えるわ家にも行かず、苦肉の策として、僕が所有する別事業に対して投資するという選択肢に出ました。
投資先はコア事業とbotanical事業部
具体的に何に投資したかというと、コア事業である建設業と新規で伸ばしているサテライト事業の一つであるbotanical事業部です。
コア事業には運転資金の注入、botanical事業部には事業開発費として、投資しました。
建設業は今月もなんとかギリ黒字で乗り切り、botanical事業部は初の収益を上げたので投資としては成功した、と言えるとは思うのですが、問題は、この企画のデータ取りの遅れが出る危険性を孕んでいると言う事です。
この企画では「1000万円運用すれば、老後資金の問題OK」と簡潔に言えば、こういった事を証明しようとしている訳ですが、事業投資にお金を回してしまうと、本企画が所有している資産額は1000万円を割り込んでしまうので、至急戻さなくてはいけないと考えています。
これは何度も起こり得る
ハッキリ言って、今回の状況をクリアにする為には事業に貸しているお金を本企画に返して貰えば済む話なのですが、今後も現金の運用を殺さないように考えていくと、このようなシュチュエーションは、今のままでは避けられないと感じています。
この企画から、また現金が流出してしまう恐れが高いんです。
金融資産は買い場ではないと思える状況が続いている上に、分散しすぎると当面のランニングコストが上昇してしまうからです。
この「分散しすぎるとランニングコストが上昇してしまう」という視点については月末号で、再度書こうと思っていますが、簡単に言ってしまえば、含み損を解消する為にナンピン買い継続からの長期持ち、というのが僕の手法だからです。
なので、やたらと金融資産を買い込む事も出来ず、現金のまま置いておく事はロスで、別事業へ資金が流出してしまうという事を繰り返してしまうのではないか、と考えています。
対処法
この状況に対して、三つの指針を設定して対処しようと思います。
①半自動化したビジネスからの継続的資金注入
②キャッシュの月末時の振り込み記帳
③事業資産の可視化と売却
①半自動化したビジネスからの継続的資金注入
お金を貸したのとは別の事業から継続返済して貰うという作戦です。
これには別の投資企画「FXはマネーマシンになり得るか」より、資金注入を毎月、コンスタントに行うという事で決定しました。
同じ、投資企画であっても、本企画は複利運用型で、FX企画は単体では単利なので、どの道FX企画は投資先を常に探していないと複利運用が出来ない状態なので、双企画にとって、都合が良いと思います。
②キャッシュの月末時の振り込み記帳
これは毎月、出資先の事業から一時的に資金を返してもらい、また再度出資し直す事で現金の所在を曖昧にしない為のアクションです。
ゆくゆくは出資先事業だけでキャッシュフローが周り、当企画に影響を及ぼさなくなる頃には、僕の収入面として事業がリターンを与えてくれるようになるので、それまでは本企画の原資が失われていない事だけを毎月、証明し続けてもらう、と言った流れです。
③事業資産の可視化と売却
帳簿上では、僕がやっている本企画と、僕の他の事業の間でも、賃借が行われています。
単純に言えば「僕が僕にお金を貸している」という状況にあります。
お金を借りている方の僕は一刻も早くお金を返すべきで、お金を貸している方の僕も、自分自身から利子が取れないので、確実に利子が回収出来る債権購入などに資金を回していくべきだという見方も出来ます。
現状は今、買い込みたい債権がないのは実情なんですが、これは二者間取引の要件には含めない事と考えると、借金を返すべき状況だよね、という現状を借りに自分に対してでも厳しく追求していこうと思っています。
そして、お金を返す見通しが立てられない事業に対して行うべき事は二つ。
①資産を可視化して提出
②事業継続に関連しない資産は売却
この二つを求めていきます。
事業の最適化に関しても有用性のある指示ですし、相手の事業者も僕自身なので現状を理解して、配慮する事も容易なので、これは実行すべきでしょう。
月末での動き
ここで、週末号をまとめていきます。
まずは月末には本企画外部へ流出した資金を一時的に本企画に返還し、原資が守られている事を確認します。
その上で、事業の内部を可視化した上で売却出来る資産は売却し、更に収益をあげている部門からは元本の返済を進めていき、本企画で運用していきます。
月末は事業家としての僕と投資家としての僕のせめぎ合いが始まりそうです。
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