デジハラ（デジタルハラスメント）

世の中に溢れるハラ・ハラ・ハラ。

あなたはいくつ挙げられますか？

今回ご紹介したいのは、デジハラについて。
デジタルからハラスメントを受けるなんて、ずいぶん自分勝手だなとも思いつつ。

本当のところ、何者からハラスメントを受けているのか？
それは、自分の中の羨望だったり恐怖心だったり疎外感だったりするのかもしれません。

ベストセラー著作『スマホ脳』でも挙げられているように、SNSとの関わり方によってメンタルへの影響は変わると言います。
・消極的（タイムラインを見てるだけ、いいねを押すだけ）
・積極的（コメントを残す、自分からも発信する）
後者の方がメンタルへの影響は少ないようです。

また、若い女性ほど影響を受けやすいことがわかっています。
自分を誰かと比較して、ただただ自己否定に陥ってしまう。

SNSにもたくさん種類があり、その多くは他人でも閲覧できてしまいます。
どこの誰かわからない人が自分の個人情報を見ていると思うとゾッとします。
『いいね！』の数に一喜一憂しているとしたら、それは危険信号🚥

私の体験したデジハラは、声でつながるSNSでした。
利用者がそれぞれチャンネルを作り、ラジオ感覚で配信する。
学びの一環になればと思い心理系のチャンネルを開いていたのですが、ある日のこと、フォロワーの一人が違う配信者と私の配信についてボロクソに断じていたのです。

いったい私は何をしでかしたのだろう？

そんな気持ちにもなりました。
さらに、配信者同士で結託し私に”復讐”しよう、などという書き込みをも見てしまいショックを受けました。

誰に相談することも出来ず、どんな復讐をされてしまうのか、恐怖心ばかり募りました。
そして、人間関係などでストレスを抱えた時と同じように、楽しく配信していたSNSから離れることにしました。
私の配信を楽しみにしてくださっている方々にご迷惑がかからないという保証はありませんでしたので。

それが約一年前のこと。
なかば記憶からその時に感じた恐怖心が取り除かれようとしていたので、私は再度そのSNSで配信をしてみました。
きっとSNSを離れることは抑制だったのだと思います。

するとどうでしょう！！
私の思い描くような、素敵なご縁を繋ぐことができました。
世界的にも大変な一年だったし、やはり人間の精神は変わったのだな♪
そんな風にも感じました。

しかし。。。
デジタル世界は狭いもので、自分が昨年に恐怖心を抱いた配信者を、見つけてしまったのです。

こうなるともう恐怖心や不安が先に立ちます。
現実世界では何も起きないだろうし、起こりえる可能性も少ないとは思うのですが、きっとこれ以上は楽しめなくなるだろう、という結論に達しました。

誰に相談することもなく、私はまたいなくなります。
時は無限ですが、時間は有限。
過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる。