読書会のすすめ
読書会が好きです。
私が加入しているマインドフルネスビレッジではいくつかの読書会・音読会が開かれています。
今朝は、ティク・ナット・ハンの著書「今このとき、すばらしいこのとき」を読む会に参加していました。
この本はティク・ナット・ハンのガーター(日常生活で唱えることで気づきの心を保てるように助けてくれる短い詩)で、79のガーターが納められています。
私は日曜日に音読会に参加し、参加者と分かち合いをしています。
読書会をすすめる理由
①理解が深まる
実は私は、マインドフルネスビレッジに参加する前は読書会というのが何をしているところなのかよく分かっていませんでした。読書とは一人でするものだと思っていたので。
私の場合、一人で読むと、さらっと読んで終わりになってしまいます。特に内容が難しい本ほどそういう傾向があり・・・。文字は読める。でも理解していないという状態で読んだ気になっていました。
読書会では参加者が交代で音読します。そのため多くを読むわけではありません。本によるけど、多くても10ページくらいです。でも、読む部分が少ないからこそ、その内容を理解出来るように深く読みます。そして読んだ部分で感じたことを感じ(マインドフルネスぽい言い方ですが・・・)ます。
②体験を共有出来る
その後に感じたこと、分からなかったことを参加者の間で分かち合いする時間があります。私としては、これがとても良いと感じているところです。
一人で読んだものは自分の感想、考え、体験です。だけど、分かち合いをすることで、参加していた人数分の感想、考え、体験を聞くことが出来ます。とても自分の中では出てこなかっただろう感想や、考察を聞くと、更に理解が深まります。
同じ本を5回読めば、5回読んだなりの体験となるかも知れません。だけど、他者と読むことは一人で5回読んでも到達出来ないようなところに導かれます。
私もオンラインのヨガ・瞑想クラスを開催しています。いつかみんなで本を読む会を開催出来たらいいなと思っています。
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