湖北の風景11 賤ヶ岳古戦場
※仕事でいつもいつも横切っていたのに
行ったことがなかった、賤ヶ岳(しずがたけ)
リフトで登れるらしいので、
梅雨の気配を感じる前に家族で出掛けました。
お暇でしたら、さわやかな湖北の風景をお楽しみ下さい。
※賤ヶ岳(しずがたけ)
賤ヶ岳の合戦の舞台であり古くから山城の役割を果たしてきました。
賤ヶ岳七本槍の活躍で有名ですね。
歴史を知らなくても奥琵琶湖の絶景をリフトで気軽に楽しめる観光スポットです。
頂上では多くの人がマスクを外して5月の風を楽しんでいました。
賤ヶ岳の名の由来
『滋賀県の地名』によると、「行基が精舎を建立しようとしたとき山の賤(きこり)が白髪の老樵夫(ろうそま=老いたきこり)となって現れ、山谷に響く大音で精舎の守護神とならんといった。そこで大音(おおと)大明神として祀り、山を賤ヶ岳と称したという(輿地志略)」とあります。
→高僧を由来のエピソードにもってくるのは、だいたい嘘くさいですが、
「白髪の老いたきこり」というがイメージが湖西の「白鬚大明神」や「新羅」(シルラ)を思わせます。古代の大陸との交流と信仰に思いを馳せたくなるところ。
大音(おおと)という珍しい地名も「おお・ほと」=大きな谷、凹みあたりの転訛かしらと思ったり。
意富富杼王(おおほどのおおきみ)という継体天皇の祖先にあたる息長系豪族も連想する地名。
ちなみに継体天皇の諱(いみな=実名)は男大迹(ヲホド)
楽器の弦のことで音楽を連想しがちだけどね。
今回は湖北のかなり北部でした。
子供達も意外と楽しんでくれて、
晴れた湖岸道路をドライブするのは良い気分でした。
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