宿曜占星術師範・認定試験に合格しました
平安時代、陰陽道と肩を並べるまでになった宿曜道。
「宿曜」とは
例えば「源氏物語」桐壺に
「宿曜のみちのかしこき人の…」と書かれています。
紫式部も密教・宿曜道を学び極めた人でした。
世界最古の長編恋愛小説は宿曜道、27宿を登場人物に当てはめて構成されています。そもそも宿曜占星術の発祥は3,000年前のインド密教です。文殊菩薩の説いた教えが「宿曜経」という経典にまとめられています。
その後中国へ渡り、遣唐使として唐に渡った弘法大師・空海がこの宿曜経を日本へ持ち帰り、「真言密教」を開花させると同時に「宿曜道」を日本全国に広めていきました。
高野山にお参りさせていただくようになった最初にこの宿曜経のことを知り、偶然にも僧侶でもすぐには手に入らない貴重な書物と出会い、購入したことから今に繋がりました。ご縁が無いと出会えないと師匠から教えられ、近いうちにお礼参りに高野山に出向きます。
今後は宿曜師として空海の教えを広めていきたいと考えています。
追々、宿曜経についてこちらでもお話します。
南無大師遍照金剛🌕