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情をたぐる文章を書いて、本をつくるワークショップ〜前編〜


高山活版社


大分に、高山活版社という、活版印刷ができる
印刷会社があります。
こちらの一筆箋を、牧野伊佐夫さんの個展で先日購入しました。
書き心地の良さと活版印刷の風合いが素敵で、展示会のご案内に少し文章を添えたりする時などに使っています。
インスタをぼんやり眺めていると、
高山活版社のイベントが目に飛び込んできました。

「やさしい編集室」


【「やさしい編集室」おでかけ講座一自分だけの小さな本をつくるワークショップー】

わぁ。本作ってみたい!

実は、コロナ禍の時に、私は、文章が苦手意識がつよいので、心を載せる文章というフレーズに惹かれて、4回にわたる、講座をうけていました。

その先生の講座の名前が、「やさしい編集室」!
山村光春さんというライターさんが今回のワークショップの先生をされるというので、迷わず参加する事に!でお友達も誘っていざ参加!

活版印刷してノートをつくる

10時〜13時
活版印刷で、印刷した表紙をつくり、紙を7枚綴る
ノートに仕上げていきます。
印刷できる部屋に入ると、
珍しい機械、活版の文字が飴色の古い木の棚に並べられています。
趣ある風景に心が躍ります。
先づは『NOTE BOOK』の文字組みされた活版機で、表紙の紙を挟み、重たいハンドルを二つの手でガシャンと下におろて、印刷しました。

活版に使う文字達
一枚の紙に使う文字組み
表紙に文字組みしてある『NOTE BOOK』を自分で印刷

ハンドルの重みは、まるで時間の重みみたいに、
腕と身体に響いてきます。
綺麗に印刷された文字が可愛くってテンションあがりました。

印刷の風合いが素敵

次はノートを綴る工程です。
金槌と目打ちで、印を付けた場所を穴を開けて行きます。

印をつけて、目打ち穴をあける。

つづいて、紙に麻紐を通す時、滑り良くする為、蜜蝋をつけます。



大仏の蜜蝋がかわゆい。

糸を通す順番を間違えないよう、説明を聞いて、針に糸を通し、ノートを綴っていきました。
針がなかなか紙を通らず、苦戦しました。

社長自らノートの綴り方の手順を説明


出来上がっ可愛いノート

最後は、表紙からはみ出た紙をカッターで切り落とし完成!!!

出来上がりに大満足。
二冊も作らせて貰いました。

こうして自分で作ったノートは、特別はものになりました。嬉しいなぁ〜♪

いよいよ、山村先生による文章を作っていくワークショップ。つづきは、後編で!

https://note.com/atelier_ce_et_ce/n/n204602144267?sub_rt=share_b


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