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238日のパレード
――#3月8日はSSA
去年のこの日、2018年7月14日のHOMEツアー千葉公演から数えて実に238日間にわたるパレードは、さいたまスーパーアリーナという最高の舞台で幕を下ろした。
――あの日から一年。もう1年経ったのか…。
蓋を閉じて大切にしまえた想い出
2018年6月15日。あの日に感じた感情は、どんなに言い繕っても”絶望”に近いものだったと思う。そして、昨年3月に書いたnoteの繰り返しになるが、あの日には想像だにしなかった世界が、その後には広がっていた。
丸一年たった今でも、亡霊だのなんだの言われているが(笑)、気持ちの整理がついている人も、そうでない人もいるのだろう。そんななかで、自分は想い出を、蓋を閉じて大切にしまえた、と思っている。いやまあ、割と軽率に取り出すけど。ただ、なんというか、ちゃんと心に置き場所をつくることができたなぁと感じている。
やっぱり、それはあのSSAの影響が大きいんだろうな、と思う。単なる憶測であることは否定しないが、特に解散発表の直後、WUGちゃんが解散までにSSAでライブができるなんて予想した人が何人いたか。そして、正直参加できるかどうか最後まで分からなかったのだけれど、どうにか自分もその場に、ちゃんと立ち会えたことに対する喜びと安堵。
それから、自分の中で、はじめは「震災とWUGちゃん」に思えていたものが、238日のパレードの末、「WUGちゃんと震災」へと変わった、変えることができた、というのもあるのかもしれない。
まぁ、このへんは言語化が難しいので詳しくは触れない。
WUGちゃんを再帰的に問い直す
by岩波新書(嘘
まあ、冗談はともかく、さっき、大切にしまったけれど軽率に取り出している、と書いた。
WUGちゃんをきっかけに出会ったものあれば、WUGちゃんに出会うきっかけとなったものもある。幸せなことに、自分にはそういうストーリーが、両方向ともいまだ健在なので、それらを大切にすることはWUGちゃんを大切にすることだし、それらを想うことはWUGちゃんを想うことになるということが、現在進行形で続けられている。声優ユニット「Wake Up, Girls!」というものに、もう直接触れることはできないとしても、でも、いつでも確かにそこにある――そんな感じがしている。
それにまぁ、草ブレードと一緒に旅をしたりとか、スロベニアの「Peraji」に行ってみたかったりとか、なんというか自分の中でのWUGでやりたいことはまだ色々とある。
コンテンツとの出会いはSETI(地球外知的生命体探査)である
そして、もう一つ重要なことが、これから先、WUGちゃんに勝…らないかもしれないけれど、少なくとも決して劣らないコンテンツにきっと出会えるはずだ、という確信があること。
ちなみに、ここでいうコンテンツとは狭義の意味ではなく、琴線に触れるものすべて、くらいの意味だ。
自分は、この地球が今存在しているのだから、必ず地球外に知的生命体があるはずだと信じているし、同様に、WUGちゃんに出会えたのだから、きっとそれと同じくらい大切な何かに出会えるはずだと信じている。
そもそもWUGちゃんとの出会いも、ある種、アニメ「たまゆら」が完結してしまい、なんとなくパッシブSETIをしていたところに、本物の「Wow!シグナル」が飛び込んできたようなものだ。
そう考えると、何億光年、とか、見つけてくれてありがとうとか、ホントにすべてがエモく感じるな…。
だから、あの日、WUGちゃんとの想い出はすべて、この先の希望、「第二章」の希望へとつなげることができた。そして同時に、希望は捨てる必要はないのだと、思い知らされた。
…3月8日。この日に日付が変わったらお気持ちになってしまい、なんとなく酔った勢いでだらだらと書き連ねてしまった。
なんかもう色々支離滅裂で、校正する気もないけれど、こうして大切な想い出であることが、とても、とても、嬉しい。
Wake Up Girls!
Wake Up Girls!
Wake Up Girls!
Wake Up Girls!
Wake Up Girls!
Wake Up Girls!
Wake Up Girls!…