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本と美容室真鶴店。1年が経って。

「真鶴にこんな素敵な場所をつくってくれて、ありがとう」

そんなありがたい言葉をたくさん聞けた一日だった。
真鶴に本と美容室1号店ができて、1年が経った。三崎の反対側、真鶴ではじめて本当によかった。当初みていた物件はいろいろ問題があって退却し、ひょんなことで出会ったこの場所に、さまざまな人が集うようになって。

美容室は髪を切る場所。だけではない。
人との対話が多く生まれ、アイディアが吹き出し、まちのことを考える学舎にもなる。本と美容室はそこに「本屋」という機能も持ち合わせていて、訪れた人たちの興味関心が相互に分かり合えるようになった。

お庭では、さきちゃんによるヘアアレンジ
駆け抜ける少年
この日のために消しゴムハンコを作ってくれた作家のすずかさん
月に3回真鶴でも髪を切る花暮美容室の菅沼くん
「あしたの箱」のカレー。絶品です。。


「いちといち」が作ってくれた特製アイシングクッキー
「あしたの箱」の映子さん親子と菅沼くん
焼き菓子で出店してくれた「いちといち」のおふたり

三崎も真鶴も同じ港町。
「納川」という中国の言葉がある。海は異質な河をたくさん呑み込んで、広く、深く、美しいものとなる。その母なる海のように、多くの人が集い、語り合い、豊かな場所になる。
三崎や真鶴にいると、このことを思い出す。

本と美容室は、納川のようなものかもしれない。
そういうふうにしていきたいと意識していたのかもしれない。

さあ、2年目がはじまった。このまちに流れている素敵な空気を拾い上げて、補い合いながら進んでいきたい。
これからも、本と美容室をよろしくお願いいたします。
店主のさきちゃん、いつもお店を守ってくれて、ありがとう。
圭くん、恭子さんもいつもありがとう。

珈琲担当の圭くん
バーム作りワークショップで大忙しだった恭子さん

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