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ゼベワン好きな歌詞まとめ

ラポスタからすっかりゼベワンにハマってしまいました。

今日はそんな私の好きなゼベワンの曲の日本語歌詞の表現を挙げていこうと思います。



HANA

果てない水平線 超えて出会えたのは
君の微笑み

HANA

終わりの見えない辛い日々の先に、やっと出会えた運命の人。すごくドラマチックで綺麗な歌詞だなと驚きました。日本語の歌詞には珍しい、韓国らしさのある詩的な表現ですよね。
HANAの歌詞全部が大好きです。



NOW OR NEVER

ここにしか咲かない今を 心に残し続けるよ

NOW OR NEVER

僕らの意味を
見えなくても会えなくても感じられるように

NOW OR NEVER

ゼベワンは期間限定グループ。だからこそ常に‘終わり’そして‘今’をみつめています。
今はきっと永遠になる。活動期間がたとえ終わっても、僕らがいた意味を感じてほしい。
そんな祈りにも似た思いを感じられて胸がギュッとなりました。
終わるからこそ、美しいものもありますよね。
まあ全然、終わってほしくありませんが…
一生一緒に活動してほしいですが……



ゆらゆら -運命の花-

時が止まるぐらい 運命を変えた出逢い
あの白い蝶々のように君が 心に触れた瞬間

ゆらゆら -運命の花-

ゆらゆらの歌い出しの歌詞。これは反則。常設の書き出しみたいに透き通った綺麗な描写です。

ゆらゆらは全体的に初恋のような鮮やかな恋心が描かれていて、聴くだけで笑顔になれる可愛らしい曲なんですが、
そのなかにこうしたハッとさせられるほど綺麗な歌詞があります。

ポップ、爽やか、可愛い。そういう分かりやすい良さだけに終わらず、なぜか切なくなる儚さをいつも纏っているのも、ゼベワンの良さだな〜と思っています。



Firework

好きならただ そのままDo
期待だけを持って行け

Firework

過去なんかもう忘れよう
輝く僕らを見よう

Firework

こちらは力強い歌詞。
アップテンポでかっこいい曲調に乗せて歌われる言葉にも、誰かを否定をしない優しさが滲んでいます。

「輝く僕らを見よう」って、アイドルに歌ってほしい歌詞としてかなり理想ではないでしょうか。



Only One Story

頼りないくらいでいい 勇気が少しあればいい

Only One Story

もう笑えなくても きっと、大丈夫

Only One Story

自信のない「私」を「君」がそのまま肯定してくれる。
全てを笑って受け止めてくれそうな歌詞にすごく元気をもらいます。
大丈夫って自分ひとりでは思えない時もありますが、
誰かに言ってもらえるとすごく安心しますよね。

怖くたって立ち向かう時
そうだよ いつも側にいる
ぎゅっとその手掴んで
もう二度と離さないって約束しようよ

Only One Story

ポケモンの主題歌にふさわしい、前向きであたたかくてお守りのような歌詞。
界隈を超えて日本人全員に聴いてほしいです。



In Bloom(Japanese ver.)

目覚めた ほころぶ花を見てた

In Bloom(Japanese ver.)

夢のなかで、ゼベワンの活動期間が終わる未来を見ていた、ということなんでしょうか。
この歌のなかで、‘花’はゼベワンを指していると思われます。
にしても、「ほころぶ花を見てた」綺麗な日本語です。

美しさで 世界を染めても
永遠なんてなくて いつか枯れるなら
ねえ運命だって Change

In Bloom(Japanese ver.)

ここね、正直胸が苦しいです。
「永遠なんてなくていつか枯れる」。これはアイドルとしての活動に終わりがあることを表しているのでしょうか。そんな運命だって変えてみせると、本人たちに歌わせるのは酷だなと。
でも、そこに美しさを見出してしまいます。

アイドルって花によく例えられますよね(櫻坂のAnthem timeもそうです)。
本当は終わらないでほしいんですけどね…

知らないふりで 何度もDay after day
結果は同じでも 走ってくよ

In Bloom(Japanese ver.)

移ろう世界で 輝く今を 君にあげたい

In Bloom(Japanese ver.)

まっすぐに前を向いている主人公がいいですよね。
結局未来を見ていては、今のきらめきを見逃してしまうんです。
どうしても解散する未来を考えて憂いてしまうのですが、今だけを逃さずに見ていたいです。
この歌を聴くと、尚のことそう思います。

思ったんですが、ゼベワンの歌詞の根底には無常観がある気がします。
無常観とは‘永遠なんてない’という仏教の考え。
まぁどうしても終わりを意識した歌詞になるのはよく分かります。
他の期間限定グループも、こういう歌詞が多いんでしょうか?定番のことでしょうか?
ラポネと坂道しか通っていないので分からないのですが…

ゼベワンの儚いコンセプトが大好きなので、こうした曲もたくさんやってほしいんですが、聴いていると泣いてしまうのが困ります。



感想

ゼベワンの日本語歌詞って、すごく日本語としてナチュラルで綺麗な表現が多いです。
そして、そのなかに韓国ならではというか、日本にはあまり見られないような少しロマンチックで詩的な表現があるんです。
韓国の詩集を読んでいる時に似た感動を覚えます。翻訳家の方はすごい技術者だなと、素人ながら思ってしまいます。

そして、それを綺麗な発音で歌うメンバーがすごい。
日本人メンバーは一人もいないのに。

日本語歌詞の歌を通して、もっとゼベワンが好きになりました。
次の曲も楽しみにしています。

今回紹介した曲はほとんど、この日本の最新アルバムに収録されています。
よかったら聴いてみてください。


お付き合いいただきありがとうございました。

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