がんと共に生きる 18 夫の言葉
わたしの夫は、妻がこのような状態でも、いつも落ち着いていて、冷静で優しい。
彼の安定感に救われていて、わたしは落ち着いていられる。
「わたしの病気が治ったら何がしたい?」
と聞くと、
「普通に一緒に生活したい」
と答える。
特別なことをするでなく、今まで通り、共に生きるということだ。
彼の言葉はいつもリアリティがあり、優しくて、響く。現実を生きている人だ。
「明日から10日間の入院だから、寂しい?」
と聞くと、
「治るための10日間だから大丈夫」
と答える人。
彼は今、それしか考えていない。治ると信じている。そのための苦労や怖れは、気にならない人だ。
強いなぁ。わたしが泣いて喚いても落ち着いてるんだもんw
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