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atama plus Designerのnoteをまとめています。
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記事一覧

生成AIをプロダクトに組み込むなら押さえておきたい5つのポイント

こんにちは。「教育に、人に、社会に、次の可能性を。」をミッションに掲げるatama plusで、UXデザインやプロダクトマネジメントを担当している宮田です。 先日、当社では生成AIを活用した新機能「AIステップ解説」をリリースしました。 生成AI(Generative AI)はいよいよ実用化フェーズに入り、多くの可能性が広がっています。しかし、適切なUX設計を怠ると、期待した成果を得られず失敗するリスクも伴います。本記事では、私が「AIステップ解説」機能を開発する際に重視

プロダクトマネージャーによる「全員プロダクトマネジメント」の記録

こんにちは、atama plusでプロダクトマネージャー(以下PM)をやっている角尾です。弊社ではPM、UXデザイナー、エンジニア、QAで構成されるスクラムチームで日々サービス・プロダクト開発に向き合っています。 今回は、とある事業上重要なプロジェクトに参画したときの進め方を書き残しておきたいなと思い筆を取っています(春先のプロジェクトなのに、note書く書く詐欺をしていたらここまで来てしまった…)。 名付けて「全員プロダクトマネジメント」です。 このnoteでは「全員プ

UIコンポーネントの命名で激論になった話 -デザインシステム構築奮闘記⑦-

こんにちは!atama plusでエンジニア/DevRelをしている @ikasumi_wt です。 退職する前にお前の持っているデザインシステムネタを投稿しろ!!!という @n_m_ta の圧を受けて書いています。(※険悪な感じで書けと言われているわけじゃありません。念の為。) もともとこのネタは書かないとね!とは言っていたものの、コロナ禍でバタバタしたりと投稿する時期を逃してずるずると4年ぐらい経ってしまいました。ようやく筆を執っています。 いざ文字にしてみると本当に

機能パターンを定義しよう -デザインシステム構築奮闘記⑥-

こんにちは!atama plus プロダクトデザイナーのヌマタ @n_m_ta です。 この連載は、スタートアップのインハウスデザイナーたちが、デザインシステムを1から構築する様子をまとめ、誰かの参考になればという趣旨ではじめました。 デザインシステムの構築に至るまでの経緯や、プロダクトの概要についてはこちらをご覧ください。 前回は、色を決めました。今回は、機能パターンについてお伝えします。 本記事は、2019年に実施した取り組みをまとめたものです。 機能パターンに期待

色を決めよう -デザインシステム構築奮闘記⑤-

こんにちは!atama plus プロダクトデザイナーのヌマタ @n_m_ta です。 この連載は、スタートアップのインハウスデザイナーたちが、デザインシステムを1から構築する様子をまとめ、誰かの参考になればという趣旨ではじめました。 デザインシステムの構築に至るまでの経緯や、プロダクトの概要についてはこちらをご覧ください。 前回は、ムードボードを作りました。今回は、コントラスト比を意識しながら色を決めた話についてお伝えします。 本記事は、2019年に実施した取り組みをま

ユーザーに価値を届け続けるためのアジャイル開発とUXリサーチ【追加の質問に答えます】

こんにちは。atama plusというAI×教育のスタートアップでDesignOpsを担当している野澤です。 先日行われたResearch Conference2023にて、「ユーザーに価値を届け続けるためのアジャイル開発とUXリサーチ」というテーマでatama plusの伊藤と河口が登壇を行いました。私もDesign Opsのメンバーとして、二人の登壇に伴走しておりました。 おかげさまで当日は質疑応答の時間に答えきれないほど多くの反応・質問を寄せていただきました!(セッ

デザイナーとしてスクラムチームにどっぷり浸った3年間を振り返る

こんにちは。atama plusというAI×教育のスタートアップでUXリサーチャー・UXデザイナーをしている野澤です。 1年ほど前に「アジャイル開発×UXデザイン」という切り口でLean UXについてnoteを書きました。嬉しいことに、このnoteは多くの方に読んでいただいて、読者の方から質問もいただきました。 自分自身がアジャイル開発を学ぶ中で、PdM/デザイナーが参加するアジャイル開発を実践するポイントとその難しさについてはまだまだ記事が少ないと感じています。 Le

UXについてマーケティングチームと話してみた

こんにちは!hisahisa135です。 私は現在AI×教育のスタートアップ atama plusのUX/UIデザイナーをしております。社内でのあだ名は「しらこ」で通っております。 note書きたいな〜と思いつつテーマを絞りきれなかったのですが「UXデザイナー以外とUXの話がしたいぞい!」と思い立ち、今回はatama plus のマーケターとUXについてあれこれ話してみたオンラインインタビュー記事をお送りしたいと思います。 なかなか赤裸々で興味深いインタビューになっている

PdM/デザイナー向け実務に役立つソフトスキル本(思考力・コミュ力)5冊/のんVer.

(このnoteは以前公開した記事を改題・加筆したものです) こんにちは。atama plusというAI×教育のスタートアップでUXリサーチャー・UXデザイナーをしている野澤(のん)です。atama plusでは社内にライブラリーがあったり、日頃からお互いに良い本を薦めあったりしています。 atama plusに入社するまでは技術力・専門力といったハードスキルを重視していましたが、atama plusでスクラムで働くようになってプロダクト開発を前に進めるにはコミュニケーショ

2021年 atama plusのプロダクトチームが穴があくほど読んだ本たち

atama plusには、学習することが大好きな人がたくさんいて、2021年も本をたくさん読みました。また、atama plusでは各所で読書会がよく開かれています。読書会は、”良い!”と思った1冊の本を複数人で精読し内容を相互に学び合うというものです。 このnoteでは、そんなatama plusのプロダクトチームが夢中で読んだ本たちを、メンバーのコメントと共に紹介します。 タイトルに読んだメンバーの職種を記載していますのでご参考まで。 Dev -> エンジニア UX

入社理由と3年間で印象に残っている仕事

atama plusのヌマタです。 今月でatama plusに入社して3年になります。早い。このnoteでは、入社理由と3年間の仕事を振り返ってみようと思います。 自己紹介大学では、グラフィックデザインを専攻していました。 大学卒業後、2016年に新卒でドリーム・アーツに入社し、半年ほどブランディングを担当する部署に所属、その後開発部でUX/UIデザイナーをやっていました。atama plusは2社目で、現在社会人6年目の28歳です。 入社理由私は教育をやりたくてata

元助教からPdM経験者まで! 経歴がバラエティ豊かなatama plusのUXデザイナーの働き方

こんにちは。atama plusというAI×教育のスタートアップでUXデザイナーをしている秋元です。 atama plusは、塾に通う生徒さんや講師の方が使うサービスを提供しています。 そのため、UXデザイナーは生徒さんのより良い学習体験の設計や、塾でのより効率的なオペレーションの設計など、複雑で幅広い領域を担当しています。 担当領域が広いため、一般的なUI/UXデザイナーとして働いていた人だけではなく、元PdM(プロダクトマネージャー)や元東大助教、元研究職など、ata

アジャイルでのKPTがうまくいかないときの振り返りフォーマットを公開します

こんにちは。atama plusというAI×教育のスタートアップでUXリサーチャー/UXデザイナーをしていますnozawaです。今回はatama plusが大事にしている振り返りについて記事を書きたいと思います! 今回の記事のきっかけ KTPという振り返り手法について及川さんが投稿されたこのTwitter、見られた方も多いのではないでしょうか。この投稿には1000以上のいいね、50件の返信がつき、私の周りでも多くの方が話題にされていました。 この投稿で募集された「KPT

民間企業の研究員が転職したら、今までに無いリサーチを経験できた話

こんにちは!atama plusのはんちゃんです。 生徒の学習体験について、リサーチから設計までおこなう”学習体験プランナー”をしています。 atama plusに転職してから、気付いたら8ヶ月が経っていました...  どれも新しい経験ばかりで、多くの学びがあったからこそ、あっという間だったんだなーと感じています。 今日はその8ヶ月で経験したことをもとに、研究職として働いている方々に伝えたいメッセージがあり、執筆してみることにしました。 研究者/科学者の中には、企業/アカ