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初シネコンでオーケストラにも興味を持った回

アタマちゃんです。
ガンダムSEED FREEDOM シネマコンサートに行ってきた。

FREEDOMを観るのは3回目だったが、シネコンということもあり、あまり既視感なく、新鮮な気持ちで鑑賞できた。

シネコンを観るのは初めて。オーケストラも初めて。クラシックはよくわからない。
という状態だったが、かなり楽しめたと思う。
その分、思うところもあり…。
感想を綴っておく。

色んな音がする!

クラシックに疎すぎる私にはこれが限界の感想だ。

普通に映画として視聴すると、どうしてもストーリーやセリフに集中して音楽が背景化してしまうが、今回はシネコン。音楽も映像やストーリーと同格かそれ以上にメインになるため、音楽の良さを引き出してくれる。

これも素人の感想すぎるが、「こんなに音楽が使われてたんだ!」というのも発見だった。
無音のシーンはあまりなく、ほぼずっと演奏が続いている状態だった。

あまり音楽に意識を向けていなかったとはいえ、2回視聴した上でのシネコンだったので、知らない曲はなかった。

クラシックに疎い私でも生演奏の良さは十分伝わった。色んな音が聴こえるのだ。
オーボエの低音とか、バスドラムの響きとか…個人的には低音が良く感じられた。
あと、アレンジも入っていたのも少し聴き取れた。

アレンジでいうと劇中のミーティアはインストゥルメンタルだったが、ボーカルのメロディラインをエレキギターで弾いているのが印象的だった。
個人的な西川貴教のイメージとも合い、このミーティアもいいなあ!と思いちょっと泣いた。

(恐らく)ほぼアレンジなしでも満足

田中理恵がラクス・クラインすぎてびっくりした。歌うま過ぎ。歌姫じゃん。CD聴いてるみたいだった。
Quiet Nightが聴きたかったけど、水の証で良かった。

あと、ファウンデーションのターンはだいたいクラシックだから、本領発揮してた。
舞踏会のところとかやんごとなかったなあ。
後半は特にクラシック感が強くて、シネコン来てよかった〜!と思った。

指揮者の方はシネコン慣れてるのかな?最後の挨拶でオタクを手懐けてた。クラシックのために頑張ってる人なんだろう。
実際、クラシックをちゃんと聴いてみたくなったので、良い経験をした。

だからこその不満

序盤のFREEDOM、オーケストラの音量が小さすぎ、ボーカルとセリフの音量が大きすぎて、うわ〜どうしよう思ってたんと違う…なんでこうなった?席が後ろすぎる?会場がオーケストラに向いてない?とか色々考えてしまった。
あとから気にならなかったので、これはライブでもたまにある致し方ないことだと思う。

本当に残念だったのは、観客側のマナーだ。
こういった場のマナーとは、演者への敬意とそれを共に楽しもうという周りへの配慮だと私は思っている。
私の周辺だけかもしれないが、このマナーが守れていない人が目立った。

例えば、公演中に頻繁に何かを喋る。遅れて入ってきて、バッグについている鈴?か何かをずっと鳴らしながら自分の席を探す。公演中にずっとカサカサカサカサとバッグの中を弄り回す。

私はかなり神経質で、一度気になるとずっと気にしてしまう性格ではあるものの、これらのマナーって映画館に行ったときやライブに行ったことがあれば一般的に守られるマナーだと思う。

ましてや、今回はカジュアルとはいえオーケストラの公演なわけで、お喋りや音が鳴るものに少し緊張感があっても良いものだと思う。
今までオーケストラを観に行ったことがない人間が勝手に敷居をあげてしまっているだけかもしれない。

それでも、あなたは演者に敬意を持っていますか?他の観客と一緒に楽しもうと思っていますか?と問いたい。

もちろん生演奏で聴きたい気持ちはあるが、演奏に集中するなら、次回は配信がいいなと思う。他の観客のことを気にしたくない。
福田監督と佐橋さんたちも言ってたように、これ限りとは言わず年1くらいで開催してほしいし、配信もしてほしい。今回、倍率も高かったし、きっと需要はあるはず。

クラシックにも興味が出てきた。
グリーンブックを観て以来、木枯らしのエチュードを聴きたいのだけど、聴けることはあるんだろうか…。


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