【Stable Diffusion】 生成AIを活用したフォトコンテンツ
もう暫く前になりますが、2023年9月にアタリのオフィスで開催した流しそうめんパーティーで画像生成AI”Stable Diffusion”を使ったフォトブースを制作しました。
(納涼にちなみ、誰でもそうめんオバケになれる!)
それをアレンジできないかと思い、今回は別モチーフを学習させてテストをしてみたのでぜひご覧ください。
そうめんおばけフォトブースの仕組み
まず、そうめんおばけになるまでの流れは以下のとおりです。
カメラで対象物の撮影
撮影した写真をStable Diffusionに渡す
撮影した写真に設定しておいたプロンプトを反映
画像をAI生成
用意したディスプレイに生成した画像を反映
今回は(3)の部分に学習データを入れることが可能だったので、プロンプトと一緒に組み込んで変更していきます。
ホラーがテーマのままだとビジネスでの活用がしづらいと思ったので、別のモチーフで代替してみるテストしました。
他モチーフの差し替え例 (MEME / アーティスト)
今回は弊社の“キャラクターVirtual Human MEME”と、 ”某アーティストのカオスな作風"の2つを学習させてコンテンツを作成してみました。
まず”MEME”ですが、こちらは特定のIPや人物になれることが可能なのでアニメや漫画などのイベントで、キャラクターになりきることができるという趣旨を想定して今回は”MEME”を使用しています。
どうでしょうか?
かなり元の写真の特徴を活かして生成できてると思いませんか?
これが漫画やアニメなどのものになると、実際に自分がその世界に入り込んだようでワクワクします。
続いて”某アーティスト”についてですが、こちらは画風やタッチなどのデザインや雰囲気を似せて画像を生成することが可能で、その画風の自分になってみようというものを想定しています。
こちらもアーティストの独特なタッチと画風になって生成してくれました。
まるでそのアーティストが自分のために絵を描いてくれたようで、どこか特別感があり思い入れ深い体験になりそうです。
今回テストした2つの事例は、服の色味や構図・ポージングなど元の画像の要素を拾いつつ学習させたモチーフを反映させた画像が生成が可能でした。
また、シンプルな仕組みなのでモチーフの学習さえ出来てしまえば、他のモチーフにも簡単に応用が可能となります。
※MEMEの学習についてはこちらの記事で紹介しております。
まとめ
体験者が実際にモチーフの画風になるることで、その場での特別な体験を味わってもらえることができそうです。
また、リアルタイムでの撮影になるのでユーザーにその場での思い出作りや楽しみを生み出すことが期待できます。
イベントや展示など様々なシチュエーションで活用出来るので、是非企画に役立ててみてください。
また、アタリでは、この様なデジタルコンテンツ以外にもAI を使用したクリエイティブの可能性を日々模索しております。
AIを使ったコンテンツや広告制作のご要望があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
<お問い合わせはこちら>