地方を拠点にしながら、お客様は全国に。フルリモートの働き方だからこそ得られた「成長機会」
全国の企業を対象に、人事評価制度の構築から運用までワンストップで提供しているあしたのチーム。
当社の業務の特徴の1つに、フルリモートワーク勤務の体制が整備されており、「地域」や「業種」に縛られることなくお客様を担当できることが挙げられます。
自身の居住地に関係なく、全国のお客様を対象にコンサルティング業務を担当できるため、ここ数年でU・Iターンを経て入社したメンバーも増えてきました。
今回のインタビューでは、沖縄県宮古島に住む蛭川 泰一朗と、鹿児島県在住の脇園 千代美が登場。地方を拠点に家族と暮らしながら、全国区の仕事に携わる2人の想いを、詳しく聞きました。
プロフィール
自分らしい生き方を大切しながら働ける環境を求めて
──まずは、お二人のご経歴について教えてください。
蛭川:私は新卒で東京のPR会社に入社し、記者発表会や新製品のプロモーションといった企業のコミュニケーション活動に携わりました。企画立案から実行まで、コンサルティングを含めてお客様に伴走するスタイルだったため、仕事の進め方にはあしたのチームと似ている部分も多いと感じています。
PR会社で10年ほど勤務したのち、今度は心機一転、沖縄県の宮古島に妻と一緒に引っ越して、公務員として働き始めました。仕事ありきで住む場所を決めるのではなく、住む場所を先に決めてから仕事を探したんです。
──先に住む場所を決める、という発想は興味深いですね。転機となる出来事があったのでしょうか?
蛭川:東京でマンションを買おうと思い、段取りを進めていた時に「いや、待てよ?」と思いまして。就職、結婚、マンション購入という流れがあまりに自然すぎて、自分がやりたいことと向き合えていなかった気がしたんです。
そこで改めて本当はどうしたいのかを考え、妻とも相談して。その結果「生活の場所を変えてみよう」となり、以前旅行で訪れた時から最も気に入っていた場所、宮古島で暮らすことに。移住後は地元の市役所で5年ほど勤務しました。
──念願の宮古島移住を果たした蛭川さんですが、あしたのチームへの入社動機は何だったのでしょうか?
蛭川:コロナ禍を経て、フルリモート勤務で働ける会社が増えましたよね。そのため「PR会社に勤めていた時のような、全国区の仕事がもう一度できるのでは?」と考えたことが転職を考えた最初のきっかけでした。
ただ「リモート可」の会社が増えてきたとはいえ、定期的な出社勤務が必要な企業のほうが現状ではまだまだ多くて。離島で暮らしているため「完全なフルリモート体制でありながら自分の経験を活かせる」仕事を探す中で出会えたのが、あしたのチームだったんです。
前々職のPR会社とは業態こそ違いますが、そこで培ったコンサルティングのスキルを活かし貢献できると思えたことが、最終的な入社の決め手でした。
──脇園さんからも、これまでの経歴をお願いします。
脇園:私は生まれも育ちも鹿児島県で、地元で大学院まで進んだんです。修了後は、理系出身ということもあり、専攻分野の研究室で契約社員として働き始めました。ただ、25歳の時に「自分が本当に進みたい道は、本当にここでいいのだろうか?」と模索するようになります。
転職活動の結果、私は研究室での仕事を離れ、和歌山県の財団法人で事務職として働く道を選びました。経理や労務を中心として4年ほど経験を積んだ後、結婚と出産、夫の転勤もあり、再び鹿児島へ戻ることになりました。
──鹿児島にUターン転職をした際は、どういったお仕事に就きましたか?
脇園:鹿児島で複数事業を運営するホールディングスへ転職し、これまで経験した労務管理に加え、人材採用や育成、人事評価制度の運用など、いわゆる「人事」と呼ばれる業務を一通り経験しました。
約7年勤めたのですが、その頃に再び転機がありました。子どもが小学校に入り、いわゆる「小1の壁」にぶつかってしまったんです。頼みの綱だった児童クラブにうまく馴染めず夏休みの途中から行かなくなってしまい・・・・・・それからは昼過ぎに学校から帰宅して、夜まで1人自宅で留守番する子どもが心配で、思うように仕事に注力できなくなっていて。
そこから、リモートワークができる会社への転職を考え始めました。子どものことも自分のキャリアも諦めたくないと思ったんです。
──リモートワーク可能な企業も増える中、あしたのチームを選んだのはなぜですか?
脇園:前職の経験を活かしつつ、新しい領域の仕事にもチャレンジできると思ったからです。私自身も30代半ばを迎えた時期だったことから、挑戦をするなら今だ! という気持ちがありました。
コンサルタントの仕事は、人生で一度はトライしたい職種の1つでした。人事業務の専門知識はあるものの、顧客の成果にコミットする仕事は初めてだったので、半分はダメ元の気持ちでエントリーしたのを覚えています。
最終的な入社の決め手は、会社が掲げるビジョン・ミッション・バリューに心から共感できたこと。面談を通じて、組織風土や価値観が合うことも実感できていたので、内定の連絡を受けた時はすごく嬉しかったです。
人生の選択肢が広がる「リモートワーク × 全国区」
──フルリモートワークに取り組んでみて、どんな感想を持ちましたか?
蛭川:「素晴らしい」の一言です!離島にいながらも、ネット環境さえあればどこでも仕事ができるので非常に便利なのを実感しています。
一方で入社前には、先輩たちの所作や動きを直接見て学ぶことが難しい点に、若干の不安もありました。ですが実際は、マニュアルや教育体制が整っているため、速やかにキャッチアップでき、入社から1〜2ヶ月で感覚を掴めたかなと思っています。まだ慣れないこともありますが(笑)。
──脇園さんはいかがですか?
脇園:私もリモートワークは初めての経験なので心配もありましたが、オンボーディング施策がしっかりと整備されていたため、順調に仕事を覚えられました。
出社の必要がないため時間を効率的に使えますし、学校行事やPTA活動にもフルフレックス制度を活用して対応するなど、あしたのチームのワークスタイルには多くのメリットを感じています。
難しいと感じる点があるとすれば、オン / オフの切り替えです。職場=自宅なので、頭の中がずっと仕事モードになってしまい、年末年始の休暇中も落ち着かなかったです(笑)。今はまだ気持ちをオフにすることが怖いだけだと思うので、早めに慣れていきたいですね。
──お二人は地方を拠点にしながら、以前からの希望だった全国区の仕事をされています。ぜひ今の感想を聞かせてもらえますか?
蛭川:宮古島に住みながら、全国のお客様に対して仕事ができる環境は、改めて考えてみてもやはり魅力ですね。こうした働き方を、島に住む子どもたちに見せていきたいと今は考えています。
宮古島には大学がないため、進学を考える子どもたちは一度は島を離れることになります。その後、島に帰りたいと思っても、仕事の数が少なく、戻ることができずにいるという話をよく聞くんですよ。
もし私のような働き方が浸透すれば、収入や職種の選択肢が広がることから、住みたい場所と仕事の間で悩む人も減るのではないでしょうか。
脇園:地方に住みながら、全国各地のお客様を対象にハイレベルな仕事に携われることが嬉しいです。
また、あしたのチームは東京に本社を構えるベンチャー企業ということもあり、情報リテラシーも専門性も非常に高いメンバー揃いなのを感じています。競争意識が良い方向に働き、お互いに知識やスキルを高め合っていける環境があるからだと思いますね。
圧倒的に成長できる環境での1年を振り返って
──入社して間もなく1年が経ちますね。あしたのチーム入社からこれまでを振り返って、印象に残っていることについて聞かせてください。
蛭川:カルチャーの違いを感じた1年でしたね。新卒で入った会社は老舗ということもあり組織基盤がすでに整っていましたし、宮古島に来てからは公務員としての働き方だったので仕事のやり方1つを取っても毛色が違います。
あしたのチームは右肩上がりに事業が伸び、組織も拡大している成長フェーズなので、社内体制の変更などを含めさまざまな変化が日常的に発生する環境です。今も必死にキャッチアップしている最中ではありますが、このスピード感があるからこそ、成長実感も大きいのだと思います。
脇園:私は、自分で自分をマネジメントすることを学んだ1年でした。前職時代は組織に求められる調整業務を果たすことで精一杯だったのですが、自己裁量が大きくなった現在では、主体的に取り組む活動が圧倒的に増えました。
とはいえ、決して放任されているわけではなくて。懸念事項があれば相談できる環境がありますし、いざという場面では先輩や上司から丁寧なフォローも受けられます。「自由度の高さ」と「チームで助け合う文化」、2つのメリットを享受できる点があしたのチームの魅力だと感じています。
この環境を活かして周囲からしっかり学び、専門知識をどんどん吸収しながら、お客様により質の高い提案ができるコンサルタントを目指して、ますます頑張っていきたいです!
取材協力:CASTER BIZ recruiting
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