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約20年のキャリアを持つ経営コンサルタントが「人事評価制度をDXする」あしたのチームを選んだ理由

事業の急成長に伴い採用活動に力を入れてきたあしたのチームには、業界を問わずさまざまな領域からプロフェッショナルが集まり続けています。

今回ご紹介するのは、経営コンサルタントとして約20年のキャリアを築いてきた、カスタマーサクセス部の中川 友絵です。

2021年5月に入社した中川は「人事評価制度の構築にDXを掛け合わせたコンサルティングサービスに、大きな魅力と可能性を感じた」と振り返ります。

これまでの経歴と現在の仕事、そして経営コンサルタントの目線から見たあしたのチームの魅力について語ってもらいました。


2社のコンサルティング会社を経て、あしたのチームへ

──まずはこれまでのご経歴を教えてください。

2003年に新卒で日系総合コンサルティング会社へ入社し、約15年に渡って「経営戦略としての人材育成・教育」の仕組み作りを支援してきました。具体的にはクライアント独自のノウハウを継承する「企業内大学校」の企画や導入支援などですね。

在職中には大学院にも通い、MBAや中小企業診断士の資格を取得。経営コンサルタントとして役立つスキルを学び続けました。

転機となったのは、新規事業部門への異動が打診された時でした。新たな事業構築への興味もありましたが、やはりコンサルティングの仕事に一番の魅力を感じていたため転職を決意。次のステージとして選んだのは、大手銀行系コンサルティング会社でした。

ここでは主に、経営者や後継者が集まるスクール運営を担当。人材育成の観点では前職と共通しつつも、従業員育成から経営者・後継者の育成までを支援する幅広い領域を経験できました。

──その後、あしたのチームへ入社することになります。どのような転職動機があったのでしょうか?

コロナ禍であっても業務が停滞しない環境を求め、再度転職を検討しました。

その中であしたのチームの存在を知り、人事評価制度のクラウドサービスでDXを推進する事業に興味を持つようになりました。ゼロから仕組みを作るよりも手間やコストをかけずに短期間で人事評価制度を構築できますし、さらに運用までをワンストップで支援できます。

「サービスをご利用いただきながらお客様に合わせてチューニングしていく」仕組みも画期的だと感じましたし、私がもともと専門とする人事領域の経験も活かせそうだと思えたことが入社の決め手となりました。

人事評価制度を入口に、お客様の会社経営を成功させるには?

──現在の中川さんのお仕事内容を教えてください。

カスタマーサクセス部 コンサルティング3グループに所属しています。

人事評価制度を構築した後の運用支援から中長期的なサポートまでが私の担当範囲で、最近ではチーム内での新サービス開発にも携わっています。

──コンサルティング会社で働いていた頃と比べて、仕事の進め方で何か違いは感じましたか?

コンサルティングのやり方そのものが違うので、最初は戸惑いもありましたね。

コンサルティング会社で人事評価制度を設計する場合、まずはお客様の現状を正しく把握するために事業の状態を分析し、社長や社員へのインタビューなども行いながら時間をかけて仮説構築をします。

一方、あしたのチームはかなりの短期間で制度を導入できる仕組みになっているんですね。

しかもクラウドサービスを活用するため、人事評価制度に関連する情報が最初から揃うんですよ。会社の実態がリアルタイムに近い形で定量的・定性的にデータ化されるので、その情報を活用した運用とスピーディーな改善が求められます。そこは大きな違いですね。

──他方で、以前の経験を活かせているなと感じる場面はありますか?

クラウド上で集計されたデータは事実として示すことはできますが、それをどう読み解くかは私たち次第です。この部分では、前職までの経験がかなり活きていると感じます。

お客様によっては「膨大にあるデータのどこを見れば良いかわからない」という声もありますし、数字やデータから「どんな打ち手が考えられるか?」のアドバイスが欲しいという声もあります。

その時に大切にしているのは、小さな数字にこだわるのではなく大きな数字を見ることですね。小さな部分をいくら改善しても何も変わらないことが多いので、本質的な問題にリーチしなくてはなりません。こうした点は、経営コンサルタント時代の知識や経験、ノウハウの活かしどころだと思っています。

人事評価制度に限らず、マーケティングでも生産管理でも、どんな切り口であってもコンサルタントが目指すべき最終的なゴールは「会社の経営を良い方向に導くこと」です。

特に人事評価制度は、そこに表れた数字から、マネジメントや従業員のモチベーションといった経営課題が見えてきやすい分野です。「お客様のために」を追求する視点を大切にしながら、企業ごとにフィットする提案を心掛けています。

「通常の3倍速で経験値が得られる」環境

──入社後に改めて「あしたのチームならではの強み」だと感じたことはありますか?

やはり「大きなコストをかけることなく、良質な人事評価制度サービスをスピーディーに導入できる」仕組みだと思います。

コンサルティング会社の場合は、リサーチや分析に時間をかけることが多いほか、全社を横断する一大プロジェクトになりがちです。それが中小企業側にとってはコスト面のみならず、工数の面でも大きな負担になります。

その点、あしたのチームは「必要なものを必要なタイミングでお渡しする」スタイルのため費用も抑えられますし、導入までの期間もそこまで長期的ではありません。中小企業にとっては非常に利用のメリットが大きい、独自性の高いサービスが強みだと思います。

──反対に、あしたのチームの課題だと感じる点はありますか?

僭越ながら……「経営課題を解決する」総合的な視点でのコンサルティングという面では、個々のスキルにはまだまだ伸びしろがあると思っていて。

とはいえ、未来は明るいと感じています。私の経験を踏まえると、コンサルティングスキルに磨きをかけるためには「①特定の専門領域」にフォーカスし、その上で「②圧倒的な経験値を積む」ことが大事なのですが、この2つを実践するだけの素地がすでにあしたのチームにはあるので。

幅広い領域をみるコンサルティング会社だと1人10社程度の担当が限界ですが、あしたのチームなら人事領域にフォーカスして25社〜30社を担当できます。企業ごとに異なる経験を積める分、通常の2倍、3倍速で成長していける場なんですよね。

さらに、クラウドを活用しているためデータ収集・分析の時間も省略できますし、オンライン中心でサービスを提供しているので、移動や訪問の時間も最小限。無駄なく集中して業務に取り組める環境です。

このメリットを活かし、個々のスキルに関する課題も克服できるのではと考えています。

現在は「企業視点の人材活用」から「個人が輝く働き方」への転換期

──最後に、今後の目標について教えてください。

私個人としては、MBAや中小企業診断士の資格を活かしながら、ずっとコンサルタントの仕事を続けていきたいと思っています。この仕事が本当に大好きなので!

コンサルタントの業務は「お客様の事業や組織にポジティブな成果をもたらすこと」が第一義。その一点さえ守り抜けば、個々のコンサルタントの考え方やプランニングには大きな自由がある。そして自由だからこそ、スキルや知識に妥協は許されない。

そんな仕事だからこそ、20年のキャリアがあっても飽くなき挑戦ができているのだと思いますね。

そしてお客様と向き合う中で、中小企業における「人事の考え方」のアップデートに貢献することも目標です。

近年の人事領域では、人的資本経営をはじめとしたパラダイムシフトが起きていて。これからは「企業が人材をどう活用するか」ではなく「個人が仕事を通してどう輝くか」が重要な時代になっていくでしょう。

あしたのチームのサービス提供は、そうした先進的な考え方を中小企業が取り入れるきっかけになり得るだけでなく、日本の働き方そのものを変えることにも繋がると考えています。そのためにも将来に向け、良質なコンサルティングサービスを追求していきたいです。

取材協力:CASTER BIZ 採用

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