好きな言葉#2 ゆるキャン△season2 第十三話 ただいま
今日、ついにゆるキャンのスマホゲームがサービスを開始する。ということで、今日紹介するのははゆるキャンの言葉。ゆるキャン△はとても好きなアニメなので、書きたいこともたくさんあるが、今回はセリフをひとつだけ紹介しようと思う。
「なんか、旅が終わっちゃうのって寂しいね」「でも、私はそういうのも嫌いじゃないよ。また行けばいいんだよ、どこかに。」
女の子たちがゆるーくキャンプをするアニメ、ゆるキャン△。このセリフは二期の最終話のラストシーンにある。春休み、伊豆でのグループキャンプを終え、山梨に帰ってきた主人公たち二人が富士山を見ながら語り合う。楽しいことが終わるのはいつだって寂しい。しかし、始まりがあれば必ず終わりがあり、非日常的な体験を楽しんだら、日常に帰ってこなければならない。実は、この会話の前のシーンでは、主人公たちが伊豆から帰る様子が丁寧に描かれている。ゆるキャン△という作品はそういう切なさや寂しさをちゃんと見つめているのだ。時間がたてば、今楽しいことは過去の思い出となっていくが、逆に別の楽しいことができる未来の可能性も生まれる。「どこかに」というゆるい表現にいっぱいの希望を感じる、春風のようなセリフだ。
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