2020年お正月キャンプのきろく
2020年の年明けにキャンプいってきました。元旦は実家のおこたで年を越し、1月3日~4日の一泊ショートキャンプを富士山の本栖湖にて。
時系列ではなく項目ごとに適当に書きます。
※ご注意。あくまで自分のためのメモ的なものです。道具の紹介もしているけれど別に宣伝ではありません。アフィリエイトも入れてませんのでご安心を。お高い機材が多かったりしますが別に自慢なんかではなく単に私が寒がりなだけですw。この時期、このぐらいの装備があるとよいよー、なかったら死ぬるよーというぐらいの、まあ、あくまで参考としてご覧いただければとw
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今回の目的地
ゆるキャン△の聖地、本栖湖の浩庵キャンプ場です。
とにかく絶景が素晴らしいキャンプ場です。風が無く天気の良い時にはキャンプ場に面した本栖湖に逆さ富士が映るのがよく見れます。そして、なんといっても焚火がOK!
寒い冬場に暖がとれる焚火ができるかどうかは大きなポイントです。
そして、トイレが綺麗なのと、冬場も休まず営業しているのもポイント。
絶景、トイレ綺麗、それと焚火。この3つがあれば私は基本満足なのですw
焚火、キャンプサイトについて
直接土の上で火を燃やすのは地面にダメージを与えるため、普通のキャンプ場では禁止なことが多いのですが、洪庵キャンプ場では大丈夫。とはいえ林の中で焚火をする場合は、木の根のそばでやらないとか、前の人の燃やした後を使うなど、自然への影響も考えてやりましょうね。(土の中の微生物を殺しちゃって土地を痩せさせてしまうそうです)
キャンプサイトは湖のすぐ前に陣取ることもできますし、林の中、林間サイトに陣取ることもできます。
ただし、林間サイトの眺めはいまいち。かと言って湖そばは湖面に向かって傾斜しているので、寝ているとずり下がったりして寝心地がわるかったりします。平らな場所(林間)を取るか、眺め(湖畔)を取るか悩みどころ。良い場所を探しましょう。
キャンプサイトのオープンは朝8時。8時前には手続きを済ませておくことが望ましいです。ゆるキャン△人気のおかげか、真冬でも土日や祝日は相当前から並んでいる人がいます。私は去年の11月にもここで冬キャンしましたが、8時前にもう車が5~6台並んでいました。
そして、連日ほぼ満員。サイトはすぐいっぱいになってしまいます。(冬なら朝8時に来れればだいたい入れるよ~。とロッジの方はおっしゃっていましたが、夏場はもっとすごいんでしょうねぇ)キャンプサイトは予約できないので、朝来て並ぶしかありません。試練です><
ちょっとしたコツというか裏技として、キャンプ場のオープンは朝8時なのですが、チェックアウトは朝10時なので、8時にすぐ入って場所取りにあくせくするより、10時ごろを狙って、これから帰るチェックアウト組の場所を譲ってもらうという手も有効かもしれません。
料金
キャンプ(テント持ち込み、通年営業)
大人(中学生以上) 1人1泊 600円
小人(小学生) 1人1泊 300円
テント設営料 1張1泊 1,000円
駐車場 1台1泊 1,000円
キャンピングカー 1台1泊 2,000円
バイク 1台1泊 300円
※予約不可
キャンプ料金は、Webページによるとこんなかんじです。私はバイクだったのでテント一張りとバイクとオトナ一人で1900円。クルマでくると2600円ってところですね。
「タープありますか?」って受け付けの時に聞かれたので、もしかしたらタープ代もテント設営料に加算されるのかもしれません。(私はタープもっていなかったので詳細不明です)
※2月11日追記:↑はこの記事を投稿した当時のWebページからコピペした料金表なのですが、今年からバイクは600円に値上がりしたそうです!(なんか2200円払ったような気がしていたら値上がりしていたのね……>< タープ料金も今年からとるようになったそうです)
参考までに、2020年1月3日の湖畔サイトの朝の状況。このぐらいの込み具合です。
装備
この寒いのに赤カブ(オートバイ)にでっかい箱を積んで行ってきました。ばかだねーw(それなりに目立つ子なのでバイクの写真はなしよ☆)
バイク移動なのであまり大荷物は持てません。基本装備は以下の通り。
テント
まずテント。
ちょっとお高いテントだけれど、2人用でフライシートつけても1.5kg以下なのでバイクにはピッタリ。(ソロキャンでも2人用ぐらいのテントじゃないと荷物も室内に入れると狭いのです)
朝方、テントの表面は薄く氷がついていました
寝袋
寝袋はナンガさんのオーロラの25周年記念モデルが手に入ったのでこちらを持っていきました。
ナンガのオーロラシリーズは、寝袋の表面に防水(撥水)処理がしてあり、湿気に強いのです。寒い中で湿気った寝袋に入るのは絶対嫌なので、冬はもうナンガさま一択。今回はこの25周年記念寝袋の耐寒テストを兼ねています。寝袋の公式スペックは Comfort:-3℃ /Limit:-10℃ となっています。寒がりの私にはComfort気温まで。と考えたほうがよさげです。
シュラフカバー
メーカー不明の寝袋カバー。ゴアテックスマークがあるので、それなりにいい奴なのかも。ゴアテックスは内側の湿気を外に出し、外から水を通さない特性があります。なので、寝袋につかうと中はさらさらでいつも快適なのです。
そして、寝袋自体の耐寒性能をぐんと高めてくれます。今回はナンガさまだけではつらそうな寒さに対抗するために持っていきました。
ちょっと難点は表面がつるつるなこと。傾いた地面に設営したテントで寝ていると、下のほうにずり下がってしまいます><
インフレータブルキャンピングマット
インフレータブル式のエアマットは自力で膨らむのが売りなはずなのですが、これは口でふーふーいって膨らませないとなんかふくらみません。でも、前に持っていたモンベルの自動で膨らむやつは中の接着が外れて、使っているうちに一部だけぷっくらしてきてしまった事件があるので、こちらのほうを使うようにしています。こっちはもう5年以上つかっていますがそういう事故はありませんねー。
丸めて小さくできるので気に入っていますが、今回はこれでは薄かったようで寝てみるとに背中から地面の冷たさが伝わってきて困りました。
バイクの防寒ジャケットをマットに重ね、ハクキンカイロに点火して寝袋の中に入れることでやっとあったかくなり、あとはぐっすりw
本当は深夜に温度を確認しようと温度計をもっていったのですが、そんなこともわすれて朝まで乗り換えなしで眠り込んでしまいましたとさ。
夜7時の段階で0度切りました。
予報では深夜にマイナス3度ぐらいまで下がっていた模様><
お買い物
さて、時間を巻き戻してお買い物メモ。
キャンプ場オープンに飛び込んで場所取りをしてテントを設営したら、次はお買い物です。
今日の食材と燃料を用意しないといけません。クルマで行けるんだったり、朝早くにキャンプ場に行かなくて良いような場合は、先に用意しておくと良いですね。
バイクで早朝にキャンプ場に行かなくてはいけなかった今回は、まず設営をして(荷物を減らして)から、改めて買い物にゴーなのです。
本栖湖畔にもちょっとした売店はありますが、買い物はなんといってもココ。ここまで行けばホントなんでもそろいます。そして安い!
キャンプ用品専門店も、100円ショップもあります。
専門的なおしゃれキャンプグッズは専門店に行けばよいし、焚火グッズや燃料などはモールに入っている「くろがねや」さんというホームセンターがベスト。焚火用の薪が一束370円。これはこのあたりで一番安いんじゃないかしら。そのほか着火剤や木炭なんかも安く売っています。
今回見つけてゲットしたのがコレ。
エコグリル
商品名で検索すると
こんなページがでました。着火剤と炭と薪がまとめて束になっててそのまま燃やせるという優れもの!
アマゾンではなぜか2700円以上してますが、ここのくろがねやさんでは700円ぐらいで買えました。安い!
ビニールを剥くと
こんなかんじ。中央に着火剤があって、そこに火をつければ周りが燃えるというつくりですね。2時間ほど燃焼するそう。
マッチ1本で着火すると説明書にはありましたが、強風&寒さの中ではうまく点火できず、紙屑を燃やして何とか点火です。火さえついてしまえばあとは世話いらずでちゃんと燃え続けてくれました。便利!
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くろがねやに隣接しているマックスバリューで食材と水を買って、再びキャンプ場に戻ります。
温泉
そうそう、買いだしのタイミングで温泉にも行きました。道の駅なるさわ に併設されている「富士山展望の湯 ゆらり」へ。
ホームセンター同様年末年始も休まず営業してくれていて助かります。ただし、料金はちょっとお高め。普通に入ると1500円かかります。
キャンプ場の洪庵のフロントで割引券を配っていますので、それをつかってちょっとだけ割引して入りました。200円引きの1300円です。
かつてはライダー割りといって500円引きしてくれていたこともあったのですが、今回はやっていませんでした。夏場だけなのかなあ。残念!
とはいえお高いだけあって眺めもお湯もすばらしいのです。バスタオルとフェイスタオルもつけてくれるので手ぶらでOKってのもいいですね♪
翌日の温泉
翌日も昼間っから温泉へ行きましたのでそれもメモ。
二日連続で「ゆらり」にいくのもお財布的に大変なので、ちょっと甲府のほうへ向かってこちらに。道中はなかなかのワインディング。バイク向けの道です。午前10時~午後8時までやっていて、料金は、市外からのお客は 大人720円(17時以降510円)/小人300円。17時以降がお得なのでそれも( ..)φメモメモ。
こちらはタオルの貸し出しはありません(買うのはあり)が、ドライヤーは無料で使えていいかんじです♪
ただし、「ゆらり」さんとちがって露天からも富士山の眺めはありません。
調理器具など
キャンプ場でのお楽しみ、お料理タイム。
今回は最近なぜか流行りのホットサンドメーカーを持ち込みました。
ホットサンドメーカーは焚火用の柄の長いやつと、ガスコンロ用(やIH用)の柄の短いやつがあるのですが、焚火用はバイクで運ぶのが難しいので、短いやつをチョイス。
本来の用途のパン向けは焼き目がつくものや間に筋がはいっていて半分サイズのものを焼けるダブルタイプがあります。でも、料理に使うなら焼き目なしのシンプルなお安いのでじゅうぶん。うまく探せば1000円ぐらいで買えます♪
冷凍シューマイや
ウィンナーなど、小さな食材を焼くときにけっこう便利なのです。蓋をして両面から熱を与えられるので、小型のダッチオーブンのような効果も期待できます♪
スキレット
ゆるキャン△でしまりんのおじいさんが「肉、喰うかい?」とやっていたアレです。
きっとおじいさんのは高級品ですが、私はめちゃくちゃ安いやつ、ニトリで買ったいわゆる「ニトスキ」ってやつですね
最初に油をなじませたりいろいろ手間はかかりますけど、保温力も高いし(なにしろ安いし)おすすめです。ちょっと重いのが玉にキズ。
コンロ(ストーブ)
便利なキャンプングガスや、火力のホワイトガソリンなど、いろんなストーブがありますが、今回チョイスしたのはワイルド感あるアルコールストーブです♪
それも、コッヘルと、ゴトクがセットになっているコレ!
以前、ネットのお友達(たしかRita Cinquetti さん♡)に誕生日プレゼントにいただいたやつ。燃焼時に空気の流入も考えられていて、アルコールストーブとは思えないほど強力な火力を誇ります。
もちろん、途中で火を消せないとか、火力の調節ができないとか、点火しにくいとか欠点もありますけども、それを補ってあまりある軽さと収納のしやすさ、カッコよさ(?)があります。ちょーお気に入りです♪
また、メタル賽銭箱こと
この焚火グリルも持っていきました。これはB6君っていう名のとおり折りたたむとやたらコンパクトなB6サイズになります。オプションのグリルプレートも一緒にB6サイズのポーチにすっぽり入るのでお気に入りです。
ただし、名前のまま本当に焚火グリルとして薪をつかって料理しようとすると、このサイズだとあっという間に燃え尽きてしまうので、薪ではなく炭火で使うと良いですね。
だいたいお湯を沸かすのはアルコールストーブで、それ以外にお肉を焼いたりなどのお料理は炭火でじっくり、こちらで行いました。
コーヒーグッズ
これ、少々かさ張るのでいつも持っていくかどうか迷うのです。けれど、今回は大活躍。フレンチプレスのコーヒーを保温ポットに入れておけるので、長い間あつあつの状態で楽しめます。料理しはじめにお湯を沸かしてこれでコーヒーを淹れ、ポットにいれておけばそのまま夕飯の後まであったかいままです。寒い冬場のキャンプには必需品かも!?
普通の容器に珈琲などをいれてテーブルの上に置いておくと、あっという間に冷えてアイスコーヒーになってしまうのですが、そんなこともなくよかったです。
夜寝る時には紅茶に入れ替えてテント内に置いておきました。朝にはさすがに冷めていましたがそれでもぬるいお茶を飲めましたよー。(コーヒーポットに紅茶を入れるのは味的にはおすすめできませんがー><)
明かり
ゆるキャン△でなでしこちゃんがゲットしていたやつ。
これは携帯しにくい! かさばる上に割れそうで危ない! のだけれど、やっぱり持っていきたい! 揺れる明かりで癒されたい!
というわけで、無理やり持っていきました。
こんな感じ、夕日を浴びる富士山と。
このルミエールランタンは今回がデビュー戦。かさばるので荷物パンパンになりましたけどやっぱり良いわ~。いやされる~☆
いままではコンパクトなキャンドルランタンを使っていました。(今回も持って行っています)
キャンドルランタンで有名なUCOの一番小さいやつ。マイクロというシリーズ。これは、いわゆるティーキャンドル(平たい厚手のコインのようなロウソク)を使います。キャンプ用のぶっといやつじゃないので100円ショップでも買えるお得なやつ。(私はIKEAで大量買いしていますがw)
それを予備用にひとつ本体の下に内蔵できて、そのうえさらに小さく折りたためるかわいくて便利な子なのです。けっこうお気に入り♪
夜はテントの中にぶら下げると、そのロウソクの熱ですこーしだけテントの中が温かくなるという効果もあります。(酸欠が怖いので寝る前にちゃんと消しましょうネ)
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写真いろいろ
マシュマロ焼きってなんであんなにオイシイんでしょ♪
夜明け直前
日の出を眺めながら朝ごはん準備
あたらしいにっぽんのよあけ
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あったら良いなと思った物
コット
いわゆるキャンプ用のベッドです。欲しいんだけどバイクじゃ運びにくいのよねえ。。。
↑によると、ハイランダーのがよいみたい。要チェックです♪
ゆたんぽ
まわりのキャンパーさんを観察していたら、昔ながらのトタンで出来ている火に直接かけられるやつを、カセットガスコンロで温めている人が居ました。最近よくあるプラスチック製の製品じゃないところがいいかも!
これあっためて、寝袋に入れたらきっと寒く無くて良いんでしょうねー。いいなー。次は用意していこうっと♪(でもかさばりそう・・・)
タープ
タープは憧れです。バイクではどうしてもかさばっちゃうのでつらいところ。周りのクルマで来ている人たちはテントの上にタープを張っていたりして、中にはタープの下で焚火をしている方たちも。(最近のは難燃素材なんだそう)いいなあ、あったかそうだなあ。そしてが雨に降られることがあってもタープがあればそれほど困らないだろうしなあ。なんて、羨望のまなざしをタープさんに向けていたのでした。
いつかタープ持ちになりたいと思う今日この頃なのです。
まとめ
↑だいたいこんなかんじ。