死ね
幼い頃、私は、周りが困り果てるほどのお母さんっ子だった。今となっては考えられないが。 正直言って私は母親が苦手だ。 愛ゆえの過保護なのだろうか。部屋の中や携帯を必ず漁り、異性の連絡先だと判断すれば無断ブロック、女の子の友達であっても自分の知らない子とは関わり合いになってほしくないと言う。 守れないと、家から追い出されることもあった。愚痴を垂れれば他にもあるが、母親の行動は、率直に言って、理解に苦しむことが多い。 そんな母親であるが、私は母親のことを「苦手」と思っても、
中3のとき大学生と付き合っていた。 今まで付き合ってきた人の中で、彼がいちばんそういう関係だった期間も長かったし、(今付き合ってる人を除けば)、彼がいちばん好きだったまであるぐらい、好きだった。 というか、依存していた。 元彼は私が中3の受験期で追い込まれてた時にいちばん近くで支えてくれていた。合格したときも誰よりも喜んでくれた。 しかし、高校に上がってから私は圧倒的に忙しくなり、彼に連絡をすることも会うこともできなくなってしまった。 高1の6月 予想していた事態が起
許されたい、と思ってずっと生きている。 小学6年生の春、初めて男とセックスした 相手は出会い系で知り合った男だった。 目的はセックスではなくただ会おうと言われた。 今思えば出会い系でセックス目的ではないというのはおかしすぎる。だが、その頃の私は小学生だったということもあり、男の言うことを疑わなかった。男はかっこよかったわけでも優しかったわけでもない。後から分かったことだが、高校退学、余罪持ち、ニートだったらしい。そんなろくでもない人間に犯された自分は、ひどく穢れた存在であ