特攻隊の誉れ
今日はここ。
太平洋戦争時に設置された戦闘機の訓練を行う海軍練習航空隊本部。当時の施設をそのまま保存しています。
戦争末期にはここで世界初の特攻隊が編隊され飛行訓練をされていたそうです。
いろんな史実を聞かされてますが・・
実のところ当初の特攻隊は海軍のスーパーエリート達で全員が志願だったようです。
その中から特に技術、精神が突出している者が上官から指名を受け入隊を許可された。
だから選ばれし者たちは英雄として羨望の眼差しで観られ、それを誉れにしていたとのこと。
彼らは、日本を守るのはトップパイロットとして選ばれた自分達のみが戦果をあげることで、これ以上誰も死なせたくない、この戦いを早く終わらせて欲しいという想い、そして自分達こそが未来の日本の礎になる!
という誉れを胸に、ここで訓練を積んでいたとのこと。
でも遺されてる血染めの遺書を読むと、子供たちに逢いたい、家族に逢いたい、嫁さんが欲しかった、やっぱり生きたいとか、伝えられているのとは真逆の生々しく人間臭い一面が垣間見えます。
こういう方々の命の上に、何不自由のない今の自分の生活があるのかと思うと、生かされている命をもっと大事にしなければと改めて思います。
春暖の平和な一日でした。
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