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「知識社会」にどう対応すればいいの?

ドラッカーは、自身が著したおびただしい数の出版物の中で、「知識社会(knowledge society)」について、再三スポットを当てています。本記事では、知識社会とは何かを探るととともに、私たちはいかに知識社会の荒波を乗り越えていくべきなのかについてふれたいと思います。

社会生態学者としてのピーター・ドラッカー

一般にドラッカーというと「マネジメントを発明した男」「マネジメントの巨人」「マネジメントの神様(グル)」と呼ばれるように、「マネジメント」という肩書きが欠かせません。しかし、ドラッカーを単なるマネジメントの専門家と定義するのはまったく適切ではありません。

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