オランダ滞在3ヶ月が経ちました。
オランダで暮らしていることへの実感が少しずつ自分の中に湧いてきた7月でした。
なぜかというと、自分の生活圏域のことを大体把握でき、The観光客!ではなく、一住民らしい経験が増えてきたことで、ココに住んでいるという実感が湧いてきたのです。
例えば、こんなことがありました。
•火傷をして仕方なく病院へ行った。
•広がる髪に我慢できず美容院へ行った。
•隣街に住むオランダ人の友達ができた。
•オランダ彼の家族と何度も会った。
•時の経過によってなのか、気持ち的にそわそわしなくなってきた。
という感じですかね。
新しい土地に所属感を持てるか、疎外感を持つかというのは、如何に身近なの人との交流を持ち、人の輪に入っていることを感じられるかということや、職場や家庭内などに、自分自身の役割や存在意義を感じられるどうかが大事なのではと、最近実感しています。
結局は、寂しがりなのか、なんなのか。必要とされたい感というのでしょうか、人ってそういう部分が私に限らず、あるのではないかと思います。
一人でいる時間や一人で何かをする時間も大切ですが、社会の輪に所属しているからこそ一人の時間を楽しめるのであって、社会から疎外され、役割や使命を感じられないのであれば、一人でいる時間は、孤立になりがちのように思います。
孤独と孤立の違いについて、福祉の現場ではよく話題に上がりますが、このことについて、今月は考えさせられました。
参照:http://www.seishin-bunseki.jp/article/13456999.html
とにかく、土地も人も言葉も分からない、まるで大きい赤ん坊状態だった私も、滞在1-2ヶ月目のそわそわして落ち着きない感情だった私も、人との出会いと経験によって成長してきました。
海外生活に限らず、湧いてくる不安や孤独感、葛藤などの、負と捉えがちな感情も、人と共有することを忘れないようにして、時に助けられ、時に助けることが自然とできるような関係性を人と作れたらいいな~と思います。
自分の中で悩んだり、考えることも大切ですが、周りには自分が知らないことを知っていたり、自分が体験したことないことを経験している人がたくさんいます。
なので、自分の中で考えていることを、少しでも外に出せば、助けてくれたり、応援してくれる人が必ず現れると思いますし、自分の気持ちを言語化することで、頭や心が整理されます。
オランダ生活を始めてからは、分からないことだらけで、いちいち人に助けてもらうのも億劫になった時があったので、自分の勘や意思を軸に動いていたことも多かったのですが、たまに上手くいかなくて、オランダ彼にあたったりすると、頑固はよくない、人のアドバイスや意見を素直に求めて、その助言に聞く耳を持つと、みんなが助けてくれるようになるよーとか、嫌なことも嫌と言える勇気がないと、人と本当にいい関係を築けないんじゃなーい?と言われ、ハッとしました。
薄々、自分で昔から感じていたこの弱点を他人に指摘されることも、大事な機会ですね…知らない土地に住むことで、自分の知らなかった面を発見したり、今まで目をそらしてきた部分を直視することにもなっています。
さて、7月もこのようにいろいろありましたが、8月は、日本から友人が遊びに来てくれたり、旅行にいく予定もあるので、楽しみたいと思います。語学勉強は、引き続き…モチベーション維持にも力を入れていきたい!です。
それでは、また。
↓車窓から。さすが酪農大国!あっぱれ!
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