(2)入院中に看護師さんから教わったタオルの使い方『高熱続く時編』
お子様の発熱時にも役立つと思います!
前回投稿した「入院中に看護師さんから教わったタオルの使い方」を教えてくれた看護師さんだったと思うのですが、もう一つ違う「タオルの使い方」を教わっていたことを思い出しました。
今回は、高熱が続く時のタオルの使い方です。
高熱が出た後、熱が下がる時には、大量の汗をかきますよね。
汗でぐっしょり。
パジャマもシーツも濡れてしまうぐらいになります。
そのままにしておくと、気持ち悪いし、肌着が冷えてきて、また体調が悪くなってしまう。
だから、熱が出てつらくて大変な時でも、毎回汗をしっかりふいて、肌着やパジャマを着替え・・・と、
せねばならなくて、結構大変な作業になります。
深夜だったりすると、病室の他の患者さんへ気を遣うし、患者本人も付き添いの家族も大変なのです。それが一晩に1度ぐらいならなんとかなりますが、、、
解熱剤を使って熱を下げている時には、薬の効果が切れると同時にまた高熱がぶり返すので、高熱が出ては下がり、また高熱が出て、また下がり、と
ずーっと続きます。
(私がSLEを発症した時には、そのような状態で解熱剤と着替えを5~6時間おきぐらいに来る日も来る日も繰り返していました)
高熱でヘロヘロになっている時に
何度も何度も着替えるのは本当に大変(涙)
小さな子の患者さんだったら、体が辛くて寝ていたい時に、起こして着替えねばならないなんて本当かわいそうです。
そんな時に、このタオルの使い方が
ずいぶん助けてくれました!
【高熱が続く時のタオルの使い方】
1.背中に直接あたる部分にタオルを入れ込んでから
肌着やパジャマを着ます。
2.タオルの端を首元から返して外に出しておく。
そして眠ります。
3.高熱が下がる時に汗がしっかりでたら
そのタオルを首もとから
すーっとひっぱり出すのです。
その時の心地よいこと~~~
少し横向きに寝返りが打てたら、寝たままでタオルをひっぱれます。
着替えることと比べたら、
ぜんぜんしんどさが違います。ずいぶん体が楽です。
一度、タオルを抜いた後に新しいタオルをパジャマの中に入れ込むことは難しいので・・・、
次の熱では、やっぱり肌着を着替えないといけないのですけど、
一回はタオルを引き抜くだけでなんとかなるので、体への負担が減りますよ。
お子様の発熱時にも、
ご家庭で使えるワザではないかな!?と思います。
熱が続いて着替えが大変・・・と思った時には
思い出して下さいね!
看護師さんから教わったタオルの裏ワザでした。
【前回はこちら】入院中に看護師さんから教わったタオルの使い方。風邪(インフル)対策編
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こんな私は、いろいろ大きな闘病をしていまして、特に劇症肝炎時の壮絶な闘病では命の最後の砦といわれる「高度救命救急センター」で、
看護師さんにものすごく愛情を注いで頂いて、身動きできない私、もう瀕死で死神がまとわりついているような状態の私を、心から支えてくれました。
看護師さんたちの愛情に支えられ、闘う主人公友子の闘病が
小説『救命率2%未満』で詳細に描かれています。
特に2巻からは、高度救命救急センターのICUでのナースとのやりとりがすごい。ナースすごい。泣ける。ありがたい。
そして、最終巻でも心が救われるような、
ものすごいナースの話(実話)が描かれています。
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ほぼ実話の小説です
『救命率2%未満』山中まる著>