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重箱の隅

3年後どうなっていたい、はおろか、来年の目標、とか、ほんの数か月先の未来の見通しも立てられないまま毎日をこなしている。

最近の私は重箱の隅をつつきたいおばけ。
日常の些細な事や仕事の大枠で見れば大したことのないことについて言及したがったり、事実改善したほうが良いことであったとしても、指摘の仕方がよくなくてネガティブな方向へ進んでしまったり。

極端にわかりやすく例えたら「へたくそだから練習して」と言ってしまう、みたいな。「一緒にやってみる?」とか「私はこういう練習したらうまくいったよ」と言えたら相手へのダメージも少なく、良い方向に向かいやすいだろうに。

あとで冷静に考えてみればわかる。言い方がよくなかったと。
言い方、その裏というか心理は、
自分の焦りがあるんだと思う。

自分の目標、仕事の目標、どこへ向かうべきか、どこにいたいいか、ブレていて、かつ現状に納得がいっていない状態。目の前で起こったトラブルや課題を逐一やっつけてなんとかしようと躍起になっている。

この状態自体はよい状態とは言えないけど、現状を変えていきたいという思いは絶やしたくない。
ここ2~3年は現状維持どころかあらゆることから逃げ出したくてそもそもそんな思いすらなかったのだから。その間の景色はほとんどグレーだ。
忘れられない良い思い出もたくさんあるけど、それは自分が掴みにいったものではなくて、そこに自分が存在していただけで、常に虚無感と隣り合わせだったように思う。

なぜそんな状態だったかと言えば、何度も言ってるかもしれないけど産後頭が1年以上ずっとまわらなかったからだ。生活できないレベルで体調がすぐれなかったわけでもないし、家事育児も半分いやそれ以上にととみんがやってくれているので大変ではあるもののすごく楽になっていると思う。それでも、頭にずっと霧がかかっているような感じで、思考力が著しく低下していた。
それは事実だと自分では思っているけど、反面それを理由に臭いものに蓋をしていた部分もあったんじゃないかなと今思っている。
今が割と体調とメンタルのバランスが悪くないからそう言えるのかもしれないけど。一旦良い状態を維持できると悪かった頃のことをリアルに想像することって意外と難しいなと思う。

ただ、これを2度と繰り返したくない。来年また出産をして産後を通り抜けて、頭が回らない、臭いものに蓋をする、そんな生活送りたくない。おそらくその焦りなのかなぁ。

子育てに全振りして仕事、演奏活動をしばらく辞めるかもしれない、体調管理を今まで以上に徹底して頑張って復帰するかもしれない。

どうなるかわからないけど、どうなっていたいかは、いま自分がきめられることだと思う。

自分の生活は、仕事は、家族は、どうなっていたらいいだろう。自分と私にかかわってくれている周りとが幸せになる未来をどうやって描こう。

半年後、3年後、ひとまず短期中期の目標設定。産休に向けて徐々にやることは減らしていく分、ここ最近では一番回転の良い脳みそをフルでまわして考えたいと思うが、思考することも一朝一夕ではどうにもならないと思う。
思考の筋トレが必要だ。毎日、思考することに慣れていこう。

そしたらnoteがいいトレーニングになる…はず…?
更新されるか乞うご期待笑

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