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金髪にしたら、夜眠れなくなった。

先週、人生初の金髪にした。
新年だしツアーも終えて一区切り、心機一転したかった。

パーソナルカラーはウインター。青みよりの、鮮やかな色が得意。
真っ黒な地毛が一番似合うことは分かっている。
この「分かっている」が、ちょっとつまらなく感じたんだと思う。

見たことない自分を見てみたい、そんな好奇心から金髪を選んだ。
パーソナルカラーバチバチに決まっているわけではないが、
「派手な色が似合う」という点では金髪もイケるはず。


実際、似合ってなくはなかったと思う。
思う、という感想になってしまうのはもう自分のメンタルが限界だったから。

“髪色が”似合う似合わないじゃなく、
髪色が連想させる“キャラ”と自分の内面が全く釣り合わなかったのだ。
確かに見たことない自分だけど、自分じゃない自分になってしまった。

金髪になったその日から、
鏡を見る度自分じゃない自分が映ってびっくりし、
もっとライトなイケイケ人間にならなきゃいけない気がし、
化粧の時間も余計にかかるし新調しなきゃ似合わないし、
ああなんで金髪にしたんだろう、と
頭の中でぐるぐるぐるぐる悩んで寝れなくなってしまった。

おかげで仕事もはかどらない。
こんなことで脳みそ使いたくないんだよ、コストかかりすぎやないの。しんど。

断捨離して管理する物量を減らしたり、
ドライヤー時短のために髪を短くしたり、
靴下やタオルなどは同じものにして選ぶ時間をなくしたり、と
日常生活をローコスト化しているところなのに。

ということで、長年お世話になってる美容師ノブさんに「やっぱメンタルが追い付かない」と話し、一週間経たずに染め直してもらいましたとさ。
もう黒に戻そうかと思ったけど絶対似合うし落ち着くから紫にしよ、いい経験だったじゃん、って言ってくれたので紫にしました。

あ~落ち着く!しかも、見たことない自分でもある。

こんなにメンタルがぶれると思わなかったな。
今回は冒険してみたかったけど冒険しすぎた、というお話でした。
いい勉強になった。


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