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海外ノマドライフを始めるまでの道のり【自由を楽しむ海外ノマドのリアル】

海外で旅するように暮らすことは、特別な誰かだけができることではなく、誰しもができる可能性を持っているとわたしは考えています。

ですが、今日やりたい!と思い立って、明日から始められるものではありません。

今回は、わたしが海外ノマドライフを始めるまでに、どのぐらいの時間をかけてどのように準備したかを紹介します。


Q:海外ノマド始めるまでにどのぐらい時間がかかりましたか?

7年前、副業でライターを始めた頃は、海外で暮らせたらいいな〜と考えていたものの、実現させるぞ!という強い気持ちは全くなく、どこか夢のように感じていました。

達成したい目標があるわけでもなく、稼ぎたい金額の目安があるわけでもなく、ただただデザインやライターの仕事が楽しいから、細々とやっていたという、そんな感じです。

それが間違いだったとは全く思いません。会社員ライフも楽しかったですし、急いで海外に行く理由もなかったからです。

必ずしも、意識高く常に前のめりでいる必要はないとわたしは考えています。目標の温度感や、今のライフスタイルと相談しながら、自分のペースで進めばいいと信じています。

わたしのタイムライン 〜副業期〜

2017年に副業でライターを始めたのは些細なきっかけです。たまたまウェブ広告で新しい旅メディアのライター募集を見かけ、海外旅行とカメラが好きだったから応募しました。好きなことでお小遣い稼ぎがしたかったというのが、当時のわたしの心情です。

そこで気がついたのは、「好きなことで稼ぐのは思っている以上に楽しい」ということです。当たり前のことかもしれませんが、当時の自分にはとても新鮮だったことを覚えています。

それまでのわたしは会社員をしており、目の前の仕事と同僚とキャッキャワイワイすることをとても楽しんでいました。
傍で、趣味のように考えていたことが仕事になることは、会社での仕事の楽しさとは違う面白みがあり、自分が好きな分野の仕事に携われるようになりたいと考えるようになりました。

そこで、ハローワークの管轄のデザインスクールに通い勉強し、すこしずつ仕事の幅を広げ始めました。全く案件が取れない暗黒期もありましたが、「すぐに海外に行きたい」と思っていたわけではなかったですし、会社員としての収入もあったため、嫌にならない程度に細々と続けていました。

わたしのタイムライン 〜フリーランス期〜

2022年に、新たな会社と業務委託契約し、旅行メディアのライターの仕事を拡大した頃が、一度目の転機です。

平日は19時ごろまで会社の仕事をし、夜や休日の空き時間を使って執筆活動をしていました。思った以上に稼ぐことができ、「もしや会社を辞めても生きていけるのでは・・・?」とうっすら感じ始めました。その頃から、海外に住みたい気持ちが高まり始め、具体的なプランを考え始めます。

そこで初めて「副業のトータルで月10万円をコンスタントに稼げるようになったら会社を辞める」という目標をたて、2023年3月末で退職しました。

当初は、会社を辞めたらすぐにでもオランダに渡航してフリーランスビザを取るぞ!と考えていたのですが、一旦保留にすることにしました。

理由は、フリーランスビザの取得要件をクリアするのが意外と難しい(特に住居の手配)ことと、住んでいたシェアハウスの居心地がよく、もうちょっとみんなと一緒にいたいと感じたからです。また、一つの国でビザを取得して長期滞在するのが自分にとって楽しいことなのか?と迷いがあったことも理由の一つです。

一度は保留にしましたが、会社を辞めて約8ヶ月後の2023年11月、思ったよりも仕事が増え(めちゃくちゃ働いてました)収入も安定したので、ヨーロッパに旅行を兼ねて1ヶ月間お試しノマドライフをしに行きました。仕事しながら旅行しながらヨーロッパを転々とする生活が、予想の何倍も楽しく、性格にもマッチしていると感じました。これが二度目の転機です。

お試しノマド生活の1ヶ月の間に、何人か海外に住む友達に会いにいきました。その中の一人(イタリア人)に「2月にニューヨークに2週間ぐらい行こうと思っているんだけど、一緒に行かない?」と誘われ、それならば、一緒に行ってそこから海外ノマドライフをスタートさせよう!と思い立ち、今に至ります。これを書いている今日は、スペインのアンダルシア地方にいます。

結論:わたしは7年かかりましたが、努力次第で短縮できます

すぐにでも海外で旅するように暮らしたい人は、明確な目標を立て、計画的に勉強しスキルを磨くと良いと思います。7年もかからないと思います。笑

いつか実現したいけど、すぐじゃなくていいな、という方は、嫌にならない程度に・無理しない程度に、今の生活を維持しながら、少しずつできることを増やし、楽しみながら準備したらよいと思っています。

この記事を読んで、なんか自分にもできそうやな、やってみっか、と思う方が現れたら嬉しいです。

何事も、人と比べる必要はないですし、自分がどうしたいかを優先し、自分のペースで進めていきましょう。



スキルの身につけ方については、こちらの記事をご覧ください。


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