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精神疾患、発達障害、HSPのこと

巷で、発達障害や精神疾患の記事や書籍が並んでいたり、

メディアで簡易テストのようなものを見かけるようになりました。

特にここ15年位前から。

昔から、勉強はできるけど何だかコミュニケーションが苦手な人や

得意不得意の差が大きい人はいて、

でも結局は、とりあえず優しい子だし、

悪気はないんだし、勉強ができるんだし…で片づけられたのでは

ないか?と今となれば感じています。

寛容といえば寛容、だけど当人からすると生きづらさや

何かしらの違和はあって、でも何とか自分の中で収めようと

したのではないか、そんな気がするのです。

だけど、最近は何かしら精神疾患、発達障害、HSPとあてはめたがる

世の中になってきました。

生きづらい人がオープンになって良い時代になったのだろうけど、

少なからず、誰しも生きている中で鬱々することもあるし、忘れ物だってするし、

気がかりになることもあります。

その度合いだとか、頻度が生活にどう支障をうけるか、ないしは影響をもたらすかで

変わってくるのだろうと個人的に捉えています。

大事なのは、何がそうさせるのだろうかということ。

病気という個人の一部がそうさせているのか、

あるいは、ある出来事がトリガーとなっているのか、

そのあたりも切り分けていく必要があるのではないでしょうか。

もしある出来事がトリガーとなっているのならば、

それがなければ、自分としてどんな気持ちになるか、

どんな影響をもたらすかを考えてみると良いのでないかと思います。

また、時間薬で解決できるものもあるかもしれません。

人は、生きている中で出くわす体験や環境で左右されていく。

その体験や環境をどう受け止めて、自分のものにし、

生きる術や他者の役に立てられるような物へ変化していくことが

大事なのではないか、そう思いながら日々を過ごしています。

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