感動!絶対いって!法隆寺宝物館の魅力
こんにちは!マリゾウです。
今回から趣向を変えて、明日の小ネタに使える情報をシェアすることにしました。
SNSでは顔出し普通、の時勢の中で、あえて顔出ししないスタンスで発信です。よろしくおねがいします。
今日は、上野にある東京国立博物館の敷地内にある、
法隆寺宝物館の紹介をします。
上野公園にある、東京国立博物館、通称トーハクでは、
年に数回、特別展が行われていますが、
トーハクに収蔵される美術品は、年間300回ほど入れ替えが行われていて
これらの展示、実は特別展のチケットがあれば無料で閲覧することができます!
今回、わたしは本館で開催中の特別展「京都・南山城の仏像」のあとに
法隆寺宝物館で、飛鳥時代の仏像や調度品を見に行ってきました。
えっ、奈良の法隆寺にある宝物が、
なぜトーハクにあるの?と私も初めて知った時おどろいたんですが、
これには、複雑な理由があります。
江戸時代までは神道と仏教を一緒に祀ることが日本の宗教の考え方でした。
明治維新の際、神仏分離令、と言って、仏教と神道を完全に分けようという決まりになりました。
明治政府は、神道を中心とした国づくりをしたかったからだそうです。
これをきっかけに、廃仏毀釈といって、
日本全国の寺院やお寺のお宝が破壊され、燃やされる危機におちいりました。
法隆寺も、その流れを避けようと頑張ってきたわけですが、
財政難になってしまい💦
お寺のお坊さんたちは苦肉の策で、
一部の宝物を、日本で一番安全な場所=皇室に買い取ってもらえないか、と思いついたのです。
無事に現在の価値でいう数億円で買取がきまり、
法隆寺は財政難を乗り越えて、今も見学ができますが、
皇室も預かるとは言え沢山の寺宝を収納する倉庫がないので、
当時建設予定に上がっていた東京国立博物館に納めよう、という話になったのだそうです!
トーハクの正門を抜けたらスグ左の道に入り、
木漏れ日の道を抜けると、美しい建物が目に飛び込んできます!
設計はMoMAニューヨーク近代美術館を手がけた谷口吉生さん。
あたりはとっても静かで、穏やかな空気に満ちていて、
宝物館の中もトーハクの本館と比べると、人が少なく、とっても静かに見学することができます。
わたしは飛鳥時代に作られた仏像が、特に好きなので、
今回ブッダのお母さん、摩耶夫人と天人象を見たくておとづれました。
時間が許されるなら、ずっと居たかったです!
法隆寺宝物館は閉館時間が夕方5時までと短いので、
特別展と併せて見学したい方は、たっぷり時間を取って、いってくださいね〜!
音声でも同じ内容を録ってみたので、こちらもどうぞ🎵
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