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10000年経っても無くならない手紙

去年の5月に自身初めてのワークショップを行いました。

「10000年経っても無くならない手紙」

というタイトルで、

和紙に漆を染み込ませた漆紙古文書という実際に史書として扱われてたものから発想を得て、10000年前から存在していた漆の話をしながら、漆紙に漆を使って字を書いて、現代を未来に残す。というワークショップです。

なぜ10000年かというと、現在では約9000年前の漆が発見されていて、縄文時代のタイムカプセルと言われるほど、その形を保持する事ができるという事から、10000年としました。

普通のタイムカプセルは10年後などを予想して自身に手紙を残したりしますが、10000年という全く世代が変わっている予想が難しい未来に対して思いを馳せるワークショップになっています。

現在残っている漆紙古文書はその時の時代を予想する重要な史書として扱われていますが、日常的なことでもそのくらい遠い未来では重要なものとして扱われるかもしれません。

参加者にはそんな話をしながら、あとは自由に何か感じたことを書いてもらいました。

みなさん残したいものや、残っていそうなものなどを考えてくださいました。
これに私の姉も参加していたのですが、次回に姉の作品を紹介したいと思います♪

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