欲しいひみつ道具ランキング 叶
少し前の記事からちょくちょくわたしが『ドラえもん』というワードを出してきたことにお気づきの方はいるだろうか。
せっかく同じ媒体で更新を続けるのだから遊びが欲しいなと思い、
いわゆる『匂わせ』をやってみた。
正直あまり慣れていないので、
匂わせというよりもダイレクト感が否めない。
さておき、そんな『ドラえもん』という伏線を今回の記事にて回収する。
「ドラえもんに出てくるひみつ道具で何が欲しい?」という話題は誰しも経験があるだろう。
そんな擦られまくったネタで今回はランキングを作ってみる。
第三位
お医者さんカバン
聴診器を体に当てるだけであらゆる病気や怪我を診断し、治療するための薬及び器具を出してくれるカバン。
個人的にこれは全員欲しいでしょと思う。
殊更わたしは年中満身創痍人間なので、
実在したら使い倒す自信がある。
敢えて不安な点を述べるとしたら治療に必要なアイテムはカバン内の在庫に限りがあり、
大体のものが十回程でストックが尽きるくらいだろうか。
あとは隠し持つことが絶対に出来ないサイズ感なので公共交通機関で体調不良者が出たときに、
その場にいる医療従事者よりも素人のわたしが頼られそうな点。
そんなときに限って必要な薬や器具の在庫が切れていて周囲の人々の失望した空気感を想像するだけでお腹が痛くなってくる。
またお医者さんカバン自体が故障して誤診をしたときに民事裁判起こされそう。
それでも業者がゴネまくって致し方なく置くタイプの配置救急箱よりはずっとマシだ。
ちなみにうちの父は『邪魔だから』という理由で配置薬のパッケージを全て開けて自己流に並べ直し見事に全て買い取りになった過去がある。
第二位
グルメテーブルかけ
テーブルクロス風の見た目でテーブルや床に敷き、食べたい料理をリクエストすると、料理が出現する上に出てくる料理の味も絶品。しかも金銭の請求は特に来ないらしい。
これも全員欲しいでしょと思う。
こんなものが実在してたらわたしは毎日鴨焼きと鴨南蛮そばを食べているし、
体型がみるみるドラえもん化するに違いない。
こちらの欠点は所持していることを周囲の人間、特にそれほど親しくない人には悟らせないようにしなければならない点。
「ねえ、グルメテーブルかけ持ってるんだって?
ちょっと食べたいものあるから貸してよ」
めんどくさすぎる。
「◯月◯日、暇?」
みたいな事と次第によっては絶対に断りたい雰囲気の連絡と同等の鬱陶しさ。
偏見だがこの手の人間はわたしが貸すことを渋ると「ケチ」とか不平不満言いがち。
一体なんの権限で誰が誰に物を申してるんだ。
第一位
どこでもドア
ピンク色のドア。目的地を音声や思念などで入力した上で扉を開くと、その先が目的地になる。
さっきからずっと全員欲しいでしょみたいな物を並べてしまって本当に申し訳ない。
コンビニが全くコンビニエンスな距離にない場所に住んでいるわたしにとってはもう喉から手が出るほど欲しい。
「あの人に会いたいけど、遠いよう。ぴえん。」みたいな時にも絶対使いたい。
あと、どこでもドアはあるけど敢えて電車を乗り継ぎわざわざ時間をかけゆっくりと移動する贅沢旅もしたい。
どこでもドアの気がかりな点といえば脆弱性くらいだろうか。
簡単に切断できたり燃えたり、
人間をどこでも運ぶくせにあまりに心許ない。
わたしがイマイチ信用してない空を飛ぶ鉄の塊の方が強度においてはおそらくまだマシだろう。
わたしがなんとなく火山を見に行ってドアを開けると同時に着火とか恐ろしすぎる。
22世紀ってコーティング機能は特に進化していないのであろうか。せめて保護フィルムとか保護ケースとか欲しい。
以上。
あなたの欲しいひみつ道具はランクインしていただろうか。
まあ正直なところをいえばひみつ道具よりもドラえもんの方が欲しい。
ポケットなんていいから、身一つで我が家に来てくれないかな。
それではまた。