鍼灸師な日常
あなたの周りに鍼灸師のお知り合いはおられますか?
私はこの業界に入るまで、1人も鍼灸師の知人はおりませんでした。
知人どころか、1回も鍼灸を受けたことがなかったので、鍼灸師の人に会ったこともありませんでした。
あまり身近でないと思われる鍼灸師について、少しでも知って、身近に感じてもらえたら嬉しいなあと思いました。
そこで今回は私の日常について触れてみたいと思います。
あくまで個人的なものなのでご了承ください。
私の1日
7:30 起床(いつも娘に起こされ、寝起きのおっぱいをあげるところから1日は始まる)
8:00 朝食(玄米とちょっとしたおかず)
9:00 娘を保育園にあずける(いつもバタバタです)
9:10~ 開店準備
10:00~ 治療開始
12:30 昼食(その日の予約状況によって、時間はまちまちです)
13:30~ 治療再開
15:30~ ブログの原稿を書く(いつも時間との戦い...。ここで書けなかったら娘を寝かせた後に書きます)
16:30~ 娘のお迎え
17:00~ 娘の子守をしながら夕食づくり。鍋とか簡単なものが多い。
19:00~ 夕食
20:00~ お風呂
21:00~ 娘の寝かしつけ(たまにここで一緒に寝てしまう)
22:00~ ブログを打ち込みアップする
23:00~ 読書とその時々のやりたいことをやる
24:00~ 就寝
こう書くとつまっているように見えますが、わりと呑気にやっています。
日によっては予約が少なく、のんびりしています。
特に、今は真冬の時期で、高齢の方の来院数が減っているので、比較的暇な時期です。
その空いた時間で読書などをして、知識を増やし、ブログでみなさんに還元できたらいいなと思っています。
Q&A
以前の、鍼灸の「し」の字も知らなかった私が、今の私にインタビューするような気持ちでQ&Aをやってみます。
Q1.鍼灸師になろうと思ったキッカケは?
A1.これは本当によく聞かれますね。
詳しくは過去のブログを読んでいただければと思います。
一言で答えると「東洋医学っておもしろそう!」って思ったことかな。
Q2.鍼灸師はどんな人が多いですか?
A2.どんな人...。基本的に「人を楽にしたい」と思ってこの職業を選んでいる人が多いので、優しい人が多いと思います。
そして、今の日本で王道の西洋医学を選ばず、あえて東洋医学を選んだ人たちなので、少しマニアックな人が多いかな。
特に伝統鍼灸という、中国の古典にもとづいて治療している人はそうです。
スポーツ鍼灸や美容鍼灸の人はまた少し違うと思うけど、知人にいないのでわかりません。
Q3.鍼やお灸ってぶっちゃけ効くんですか?
A3.ぶっちゃけましたね(笑)。効きます!
ただ、即効性がある場合と、じんわり時間をかけて効く場合があります。
急性のギックリ腰などは1回の治療で違いが顕著に出ます。
冷えなどの体質改善の治療に関しては、最低1ヶ月くらい通ってもらい、治療を重ねるうちに、ゆっくり結果が出ます。
慢性の症状で通院されている場合でも、1回の治療ごとにスッキリします。
鍼灸を受けた後、
・温泉に入った後みたいにスッキリ
・重たい衣を脱いだように体が軽い
・お腹の内側から温かい感じがする
・なんだか気持ちがどっしりする
などのご感想をもたれる方がいます。
全身治療をするので、全身の気血の巡りがよくなったのを感じることができます。
Q4.鍼灸を受けるときに気をつけることはありますか?
A4.39℃以上の熱や嘔吐するような頭痛などで、激しい症状が出ているときは、鍼灸ではなく病院へ行ってください。
後は、鍼灸を受けると決めたら「効くのかな?」など心配せずにリラックスして受けてください。
「〇〇も気から」と言いますので、気のもちようは大事なのです。
もちろん、不安な点、不明な点がありましたら、お気軽にご質問くださいね。
Q5.鍼灸師をしてて、1番おもしろいときはいつですか?
A5.治療をして、症状が軽減されたときです。
後は治療を受けた方から「鍼灸を受けるようになって、1番感じる変化は気持ちがどっしりしたこと」と言われるなど、自分でも予想していなかったうれしい変化を相手に与えることができたときです。
まとめ
少し鍼灸師と鍼灸の世界を垣間見ていただけましたでしょうか。
こんな感じで地味ですが、しみじみ楽しい日々を送っています。
ご縁がありましたら「あすか鍼灸院」に足を運んでください。
3月に善光寺付近に「あすか鍼灸室」がオープンする予定なので、そちらもどうぞよろしくお願い致します。
あすか鍼灸院↓