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「帰ってきたドラえもん」では泣けなかった、あの頃
人によるとは思うけど、7、8歳くらいでは、まだ「さようならドラえもん」「帰ってきたドラえもん」は感動する話ということに気付いていません。
でも、違う理由で気に入っていて何度も読んでいました。
子供の頃、面白い話として好きだったのに、ある程度成長すると感動することに気付くエピソードは多いです。
ここでは子供の頃、感動はしないけど好きだったポイントを書いてみます。
「大人は感動する話」を、子供
私がドラえもんの記憶を書く理由
自分の中の最大の財産は何だろうと考えたら、それは
「子供の頃にドラえもんを読みふけった記憶」です。
今、同じ話を読んでも
「そういえばあの頃こう感じていたけど今はすっかりその感情にならなくなったな…」
これ、文章化してみようかな?
私はクリエイターと呼ばれるような存在ではありません。
でも、私の子供時代の記憶が、子供向けのコンテンツを創作するクリエイターの方々に役立つかもしれないと思い
ドラえもんの「知識」が深いのではなく「記憶」が深い
私には3歳より前の記憶があります。
私には3つ違いの同月生まれの弟がいるので、弟が母のお腹にいるときに、
「赤ちゃんが来るからダメ!」
と言われてしょっちゅう何かを捨てられて泣いていたことを憶えています。
その中ではっきり記憶しているのは、雑誌の付録のドラえもんのピンボールゲーム。
これは2歳の頃の記憶だとわかります。
2歳頃か3歳頃なのかはっきりしない記憶も多いです。
うっすら覚え
私の子守をしてくれた「ドラえもん」
これは小学校1~2年生ぐらいに買ってもらった単行本です。
てんとう虫のマークが気に入らなくてハートのシール貼ってるあたりが女の子の持ち物ですね。
両親が共働きで、弟は夕方まで保育園。
それまで家には私一人。
学校から帰ったらすぐにコタツから頭だけ出して舐め回すようにドラえもんを読んでいました。
まさに「ドラえもん」に子守をしてもらうような状態でした。
こんな感じで。
当時の「写真」は
がらくた箱の中身を使って
私には「肩書き」と呼べるものがありません。
色々なものに手を出して、仕事にできるような技量が身に付かないまますぐに飽きるようなことが何度も続いて来ました。
一番最初に始めて、そして最もなりたかったのが漫画家。
小学校二年生の頃に買ってもらった「漫画の描き方」これが私の始まりの本なのかも。
「ドラえもん」みたいな漫画を描くんだ!!
と、意気込んでいたあの頃。小4で付けペンを買ったなあ。