【できない看護師】の転職のタイミングはいつなのか
看護師のYouTube動画やXの投稿を見ていると、仕事の辛さや退職をしたことを報告する内容が多いな、と感じます。
私は看護短大卒業後に総合病院に就職しました。実習と国試は何とか乗り越えたのですが、現場はそれとは比較にならない大変さでした。
看護師になってから、仕事に誰よりも時間がかかり、ミスも多く、それまでいかにボンヤリして過ごしてきたのかを痛感する要領の悪さに苦しんでいます(現在進行形です)。
この連休中も自分の行動の結果に向き合っていたら、2日間引きこもりになっていました。
そろそろ気持ちを切り替えようと思い、この記事に仕事ができない看護師の転職の考え方について書くことにします。
転職を考えるきっかけ
私の退職理由は、ケアマネジャーの資格を取るため、職場で不正な書類作成をするのに耐えられないため、という具体的なものもありましたが、殆どは精神的にも体力的にも疲労で限界だったからです。
何をどれくらいしたら、どの程度疲れるのかには個人差があると思います。
私は新卒で就職した病院で0時まで働いていたり、離婚後に息子を育てながら介護施設で遅番・夜勤をしたり、別れた夫(家事・育児しない)と同居していた時に、病院でフルタイムで働いていた時は特に心身の疲労が激しく、心療内科を受診していれば何か診断はついただろうし、実際に高熱で数日間動けないこともありました。
疲労とミスの積み重ねの結果だったと思います。
同じ職場にいれば同じ勤務状況が続き、疲労とミスを繰り返す無限ループから抜けたいと思うのが転職を考えるきっかけになっていました。
ただ嫌だから辞める訳ではない
誰よりも要領が悪く疲れやすい私には大きく3つの課題が常にあります。
1.どうしたら効率良く働けるのか
2.どうしたらミスをしないのか
3.疲れた自分をどのように癒すのか
3つ目の疲れの癒し方については、認知科学と和整体を学び、実践しているので、新人の時とは比較にならない対処方法を身につけられています。
心身の疲労について対応できると、仕事の効率化やミスを減らすといった結果にもつながるのですが、課題は次々やってきます。
前回の記事にて、人は生まれる時に人生を決めてきているということを書きました。
人は成長するための課題に向き合わなければ、もっと大きな課題がやってきます。
それと同時に、どんな方向に向かって進むのかを自分に尋ねることも必要です。
努力を重ねてきたけれど、未来から自分を見た時に今の職場では進む方向が違うのであれば、退職や転職を選択することになるのではないでしょうか。
認知科学的な転職活動
具体的な条件を設定して転職先を探す、というのは勿論ですが、ここでは認知科学や量子力学を利用して転職を考えてみましょう。
①過去の嫌な思い出を断ち切る
有名な方法だと、ノートに忘れたい出来事を書き連ね、ビリビリに破るという方法があります。またEMDRという眼球を動かすことで記憶を再処理する方法もあります。他にも方法はありますが、文章にすると膨大なので、興味がある方はコメントをお願いします。
②既になりたい状態になっている
仕事において、どうなっていたいかを考えたことはあるでしょうか。やり甲斐を感じ、イキイキと仕事をし、定時になったら帰る。こんな風になりたいと思ったとしたら、具体的には他職種と連携して患者さんのために何かできた時や、夕方帰宅してから家族との団欒を楽しめている場面かもしれません。
この時の身体の状態ってどんな感覚でしょうか。
身体が軽くて、胸が温かくて、もしかしたら自分から光が出ているかもしれません。
これはあなたの中にある、なりたい状態の身体の感覚であり、既に叶っている状態です。
できるだけこの感覚でいると、脳は「こっちがリアルか」と認識します。
いかに自分をそちらに誘導するかが大切です。
③叶った私で行動する
②でお伝えした感覚で仕事に行き、家族と接し、それ以外の時もその感覚で行動します。
今までとは違うあなたは、違う波動を放つようになるので、その波動に合った仕事がやってきます。
今の人生は1度きり
私は自分が看護師であることが嫌だと思ったことは少ないかもしれません。
それは、【多くのことを学び、身につけてこれたから】であり【色々な人と協働できるから】でもあり【誰かの役に立てるから】だと感じています。
そのために学ぶことや行動することはたくさんあり、できる限りのことはしています。しかし心身ともに限界はあるし、目指す方向がずっと同じではないと思います。
母親になったからかもしれませんが、子どもには健康でいて欲しいですし、やりたいことをやって欲しいと思います。これは自分にも向けて言っているのでしょう。
タイトルに【できない看護師】と書きましたが、これは私が自分に常に感じていることです。他の人がどう思っているかはわかりません。
常に誰かと比べているのかもしれないですし、私はもっとこうしたい、というのが常にあるのかもしれません。
人生が意識エネルギーだとすると、常に変化・拡大・進化・発展し続けることがその本質だと最近知りました。
なりたい状態の私があるから【できない看護師】があるということです。
そのために環境を変えてみてもるのも1つの方法です。きっと人生のテーマはもっと大きくて、それを達成するためには職場を変えるタイミングさえも含まれているでしょうから。