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【質問】元気になるにはどうしたら良いですか?

最近、「元気になるにはどうしたら良いですか?」と質問を受けることがありました。


この質問をされた方は、今は元気ではないが、元気になりたいと思ってると話されていました。

ここで疑問に感じるのは「元気って何だろう?」です。


今回は質問をいただいたへ方へ、元気について話したことを3つに分けて振り返ってみます。  


【1】何となく目指している「元気」とはどんな状態なのか

穏やかな流れの川

「元気」って何だろうと考えた時に、多くの方は活力に溢れて何事にも積極的に取り組むイメージを持つのでしょうか。

この質問をされた方も頭の中のイメージはこちらの様でした。

しかし「今は気持ちが落ちているから、趣味の活動や運動はできない」とお話しされていました。

エネルギッシュに何かをするためには、心が前向きで身体も調子が良くないとできないのではないだろうか、と考えると、「いつも元気でいる」なんて無理だよなぁと私も思いました。


改めて「元気」という文字を見ると、元(もと)の気(き)となっています。

気って何でしょう。ひとまずエネルギーと考えてみて良いのでしょうか。

では元(もと)って何でしょう。元は…元、でしょうか。

元々のエネルギーと仮定して考えてみます。

エネルギーはいつも身体にあって、何となく流れの良い時や悪い時、溢れている時や足りない時が何となく感覚としてあります。

本来人間のエネルギーは穏やかな川のように、滞りなく身体を流れているのかなと想像します。

その川の水の量が多すぎたり・少なすぎたり、流れが早すぎたり・遅すぎたりすると、川は氾濫したり枯渇してしまいます。

氾濫や枯渇によって、周りの環境にも被害が及び、生態系への影響が起こる可能性があるかもしれません。

それすらも自然の一部なのかもしれませんが、なるべくなら穏やかな流れでいられる時間が多い方が良いなと思います。


改めて身体に意識を戻しましょう。

身体に流れるエネルギーも激しい時や枯渇していることを想像すると、何となく穏やかな自分ではいられない感じがします。

エネルギーが穏やかに身体に流れ続けていると身体は調子が良いと感じるのではないでしょうか。

これも元気、なのかもしれませんね。

【2】どうして「元気になりたい」のか

元気だったら?

アントニオ猪木さんの名言を思い出しました。
「元気があれば何でもできる!」

アニマル浜口さんは、「気合いだ!」とおっしゃっています。

これらのフレーズは、エネルギッシュな自分でいれば目標は達成できる!困難を乗り越えられる!という印象を受けます。

何かの危機に直面した時や、どうしても叶えたい目標がある時はこの「元気」あるいは「気合い」ですよね。


しかし「元気」を元々自分の中にある穏やかなエネルギーの流れ、と捉えることもできます。

そして元々のエネルギーが足りない、もしくは滞っていると感じている方は多いのではないかと思います。

私もその1人です。

本来の元気な自分だったら…こんなことを考えませんか?
いつも笑っていられるのにな
楽しく家族と過ごせるのにな
もっと時間を有効に使えるのにな

このような思いが意識的に無意識的にもあると思います。

だから私たちは、「元気になりたい」というよりは、「元気を取り戻したい」のだと思います。

【3】元気になるにはどうしたら良いか

自然と一体に

忘れがちかもしれませんが、私たち人間は自然の一部です。

有機物も無機物もエネルギーは循環し、エネルギーを放出しています。

外に出た時に風はどのように流れているか、木の枝はどのように揺れているか、花はどのような香りなのか…最近感じることはあったでしょうか。

私は自分のエネルギーが足りないなと感じた時に、少しずつ自然にエネルギーをわけてもらっています。

まさにドラゴンボールの元気玉です✨

このような自然とのやり取りをしていると、心に抱えている重いもの(悩みや怒り)が少しだけ軽くなっていることにも気がつくと思います。

心に抱える重たいものは、エネルギーを奪い流れを悪くします。

悩みや怒りは、あなたの心の中で大きくすることも小さくすることもできます。

その方法の1つが自然との対話です。


生きることはストレスを受けることであり、エネルギーは常に奪われていきますが、自分が更に奪っている場合もたくさんあります。


元気とは身体のエネルギーが穏やかに悠然と流れる状態だとすると、風の流れや緑の動き、花の香りを感じ、自然と一体になると、元気な状態を思い出し、取り戻していけるのではないでしょうか。

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