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2年遊んだガチ勢だから、R-TYPE FINAL2/3の話をさせてください。

「発端の記事」

あんた誰?

はい、私「ささ」と名乗っております。
この2年、突然の運命のめぐりあわせで「人生で本気で取り組む初めてのSTG」としてR-TYPE FINAL2を購入、2年継続プレイどころかこれを機に動画投稿やらコミュニティ運営やら……とにかくやれる限りの献身を全てやることになった自称17歳です。……どうしたー、声が小さいぞー?

……まぁ、R-TYPEの完全最新作としての評判は件のそれを筆頭によく耳にしました、当時は。今ではそんな話、聞きもしませんが。もちろん某所のハッシュタグでも探せば不満の1つや2つなら今でもほじくり返せるのですが、そんなこと22世紀に置き去った今ではそんな話に腐心する時期でもありません。ただ、かと言って黙っている義理もないのでそろそろ言うべきことは言っておきたいわけです。

「言いたいことはそれだけかい?」

もちろん件の記事、拝見しています。むしろ改めて読み返しています。その上で身勝手な虚勢だとしても断言しますが、我々はすでにそんな話のところに居ません。2年前につまみ食いした連中とは向き合い方が違うのです。未だに数多のシューターの大先輩たちがこの無愛想なキュレーションで自分を慰めてこのゲームをゲーム棚の肥やしにしているというのであれば、少なくとも僕は同じ時代を戦ったゲーマーとして認めたくないのです。いや僕17歳なんですけど、その……面倒だなこれ、すいません。まぁ、とにかく引っ張り出して今から106機開発の旅に出るべきですが、正直に言います……

この作業、眠いです。

本当の睡魔との戦いはここなんです。ここに関しては上手く行ってないといえると思います。このゲーム、「目的が明快かつ薄いプレイに対しては素っ気ないゲーム」です。僕だってこのゲーム、同じ機体で5回も10回もプレイしたくないです。そう文句を言ったとて出てしまった……目の前に106機も積まれてしまったのではやるしかありません。長くこの世の中の雑多な話に慣れてしまったので我々忘れてしまっていますが、「作った人がそう作った以上そこに何かしらの均衡が存在している」ので、それを読み解きに行かないと始まりません。読み解きましょう。当時資材集めで心が折れたパイロット達には「配信」をお薦めします。ハッシュタグをつけてSNSでぼやけば現在も戦い続ける新兵に飢えたエースパイロットがぞろぞろとやってくるので、誠実に戦い続けていれば退屈はしないと思います。

106機出てから見えてくる世界

機体の開発を進めていくと、新機体チェックと資材回収を同時にやり始めるようになります。まぁ相当密度の濃いプレイをしないと、さほどの成果は出ないまま路頭に迷うのですが。今は密度のことは考えず、とりあえず水に合う機体を使い続けてください。但しその結果がTX-Tにたどり着いている場合だけは一度考え直してください。このゲーム、実はフォースが自律する機体は攻略パターンの転用が全く出来ないので詰みに対応できなくなります。

はい、「攻略パターンを転用する」んです。そのため、基準の方法を選定する必要があります。ここにきてやっと「開発機体をトータルで考える」という話ができるようになります。現在エースパイロットの観点で語られる強機体は主に……

全装備のバランスに悪いところが一つもないR-9AF

波動砲が7loop貯まればボススキッパーと化すR-9/02

サイビット改の回収で法外に強くなるR-9Leo2

今作最強の波動砲を有するR-9WB

最強ミサイル「バルムンク」を構えるR-9B3

無料DLCからノーコストでR-9AFの代替機として機能するR-9uso799

……あたりが挙がります。実際にはTX-T、RX-12、R-13Bも挙がるのですが、開発コストが問題だったり、前述の通りパターンの転用が不可能という問題があるため、手放しに最強とするには少し距離があります。

その上で、上記機体ですら何も考えずに勝ち続けられないのがR-TYPE FINAL2/3なのです。もっともR-9AFのデメリットだけ「カッコ悪い」とかなんですが……。

より深く、より誠実に。

というわけで、とにかく上記最強機体を試してみてください。誠実に攻略をしてきたなら、最強格の機体なのに同じ動きでイマイチ安定しないケースがあることに気がついてくると思います。ここからは「眠い」なんて言ってられません。「薄いプレイ」から離れて、この間開発後すぐに乗り捨てたあんちくしょうに再び乗る日が来ました。今なら何かに気がついていけるはずです。何が不満なのか、自分はこのゲームをどう攻略したいのか?

それが出来るのは実はあっちの機体なんじゃないのか?

弱い機体で無理矢理超えるのではないのです。とにかくこの瞬間をその機体でどう戦い、どう繋いでいくかを考え続けるのです。すべての攻撃手段の威力、角度、位相が噛み合う瞬間を探し続けるのです。その献身の果てに必ず何かがあるのがこのゲームなんだと、少なくともこのゲームに2年情熱を捧げてきたエースパイロットはそう考えているはずです。

弾が当たる?フォースが小さい?
ではなぜそこに居るのですか?
どこかが見つかるはずです。
その瞬間が見つかるはずです。
そうしてこなかった我々が悪いのです。

我々は監督不在のままこのスペースオペラを
脚色しすぎてしまったのだと考えています。

これは戦いです。

体のいいソープオペラではないのです。

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