解散と詔書について少し
明日(10月14日)は衆議院の解散が予定されているそうですが、そこで、解散と詔書について少し書いてみたいと思います。
解散は、内閣の助言と承認(閣議決定)に基づく、天皇陛下の詔書によって行われ、議長によって読み上げられますが、国会に持ち込まれる詔書は原本ではないそうです。原本は内閣官房に留められ、詔書の写しと総理大臣の伝達書が袱紗に包まれて持ち込まれるそうです。
律令制の時代も詔(みことのり)は官にとどめ、太政官符によって、各省や地方に内容が伝達されたそうです。
天皇の国事行為には、律令時代の名残を感じさせるものがありますね。