ノーベル経済学賞はクラウディア・ゴールディン氏「男女の賃金格差」
ノーベル経済学賞の告知イベントは残念ながら見逃してしまいました。最近は私にとってはあまり興味の湧かないテーマでしたので。
ところが、今回は「クラウディア・ゴールディン氏」とのことでもちろん氏のことは知らなかったのですが、男女の賃金格差分析を実証的にした方とのこと。また世界の労働市場についてもよく知っていてすでに新聞にたくさん紹介されています。科学より扱いがいいように思います。というのも、女性に関することで、現状に追いついている欧米、追いついていない日本というマスコミの主張に沿ったもので報道側にわかりやすかったからではないかと思います。
それはそうとして、毎日新聞では日本の労働市場にコメントしていて、驚くほど適切な内容です。どう情報収集しているんだろう?官公庁の英語版だろうか?
ほかに、新聞記事では工業化社会の前後で女性の賃金はどうなったか、など氏の明らかにした業績をわかりやすく説明してあります。
本が慶應義塾大学出版会から出ているので読んでみたい。でも今読んでる本を一冊終わらせてからにしよう。
なぜ男女の賃金に格差があるのか:女性の生き方の経済学
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