図書館で借りた本 廣川洋一 「キケロ『ホルテンシウス』」、西條辰義「フューチャー・デザイン」

備忘録

図書館で表題の本を2冊借りてきた。

キケロ 『ホルテンシウス』 断片訳と構成案
岩波書店

魂を癒やし、欲望や恐怖を払う「哲学のすすめ」。生きる上で「哲学すること」の重要性をキケロとともに平易に説く。

1 キケロと『ホルテンシウス』(哲学者キケロ
「哲学のすすめ」の系譜
テクストについて)
2 『ホルテンシウス』断片訳
3 『ホルテンシウス』構成案(著者前置き
序章
ホルテンシウスの哲学批判とキケロの応答
キケロによる哲学の称賛とすすめ)
終章

アウグスティヌスはホルテンシウスをユリアヌス駁論などで引用している、とフーコーの性の歴史肉の告白4巻にあったのでチェック。

フューチャー・デザイン 七世代先を見据えた社会 勁草書房

将来世代と交渉する社会の創造。まだ見ぬ子孫と共存するために、私たちはなにができるのか。

フューチャー・デザイン
将来省のデザイン
市場と民主制を補完する将来世代―フューチャー・デザインの研究課題
長期的な将来社会ビジョン構想のためのバックキャスティング
科学技術イノベーション政策とフューチャー・デザイン
水・大気環境問題の歴史から将来を考える
持続可能な社会に向けた都市づくり・まちづくりとは?
森林管理からみるフューチャー・デザインの必要性―林業と木材利用を中心とした日本の現状
地下水管理問題から考える水資源利用とフューチャー・デザイン
将来世代への情けは人のためならず
発想の転換から新しい価値を生み出す
夢見る子孫繁栄

先日、大人の学びなおしを受講した際紹介された概念。イロコイ・インディアンの概念に触発されて作り出された概念とのこと。

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