HR系の仕事や学びに励む理由
前回と前々回は、野良HRBPが正式なHRBPになるまでの経緯を綴りました。
17年越しの「人の育成に関わる仕事に携わりたい！」という思いが募り、2025年1月にHRBPとなったのですが、「そもそも、なぜ自分はずっとHRの仕事や学びに励んでいるのだろう？」という問いを自分にブン投げてみました。
「人が好きだから？」
これは「Yes」とも言えるし、「No」とも言える。
人と一緒に何かを取り組むことは大好きですし、ゴール目指して頑張る姿を見ると応援したくなるし、その過程で成長する姿はとてもステキですし、何かを達成した喜びを分かち合うのもとっても充実感があります。
でも、大勢で騒いだりするような場は苦手だし、誰とも会わずにひとりで黙々と何かを考えたり創ったりすることが、とても心地良かったりします。
もっと自分の心の奥底を探ってみた結果、答えがまとまりました。
【答え】「背景 ⇔ 思考 ⇔ 行動 ⇔ 結果」のメカニズムを紐解くことが楽しいため
図にも書いているのですが、
「どのような行動をしたからこのような結果を招いたのか？」
「どのような考えに基づいてこのような行動を起こしたのか？」
「どのような背景があってこのような考えが生まれたのか？」
といった、何かの事象の本質や原因を「ヒト」を起点に探究したり分析することが大好きなのです。
また逆に
「このような背景からどのような考えが生まれるのか？」
「このような考えに基づくとどのような行動を起こすのか？」
「このような行動をするとどのような結果が招かれるのか？」
といった、行動や結果を「ヒト」を起点に予測(妄想)することも大好きなのです。
このような自分なりの探究・分析・妄想の精度を高めるために、HR系の書籍や論文を読んで自分なりの理解を言語化＆構造化し、それらをパワポに落とし込んでいくことが、楽しくて楽しくて仕方がないのです。
このようなネタ帳を常に自己流にUpdateしながら、現場での行動変容や成果品質向上の実践に活かしていくのが、これまた楽しくて仕方がないのです。
もちろん、「ヒト」を起点にするとあまりにも複雑な変数要素が重なり合っているため、「背景 ⇔ 思考 ⇔ 行動 ⇔ 結果」がロジカルかつシンプルに導かれることはないですし、「思考」ではなく「本能や感情」に基づいて行動することも多々あるでしょう。
これらも含めて、答えが無い問いを紐解こうとする楽しみのために、今日もASTROIDはHR系の仕事や学びに励んでいる気がします。