【60歳からの人生が輝くヒント36】クリスマスアドヴェント⭐︎シュトーレンの楽しみ方
12月に入って クリスマス気分がもりあがっている
ホシヨミスト グレースあかねです。
この記事を書きながらの BGMはクリスマスソングです。
さて今年は クリスマスまでのアドヴェントを楽しもうと
思いシュトーレンを買いました。
毎年職場で 同業の施設が作っておられるシュトーレンを販売されているの
を 今年初めて購入しました。
実はそういいつつ・・・シュトーレンについて
あまりよくわかっていなかったので
どんなお菓子なのか どんなふうに楽しむのかについて
調べてみました。
1・シュトーレンとは?
シュトーレンは、ドライフルーツやナッツ、スパイスが生地に練りこまれ、
焼き上げられた後、たっぷりのバターと砂糖で覆われた焼き菓子です。
粉砂糖で表面をコーティングして内部に空気を入りこみにくく仕上げて保存性を
高め、雪をイメージさせる見た目で冬の季節感を感じさせ クリスマス気分を
さらに高めてくれます。
シュトーレンという名前の由来は、ドイツ語で「坑道」や「トンネル」を意味
します。
これは、細長い形状がイエス・キリストの産着を包んだ姿を象徴していると言われています。
今回購入したシュトーレンは 粉糖が別付になっていました。
2・少しずつ食べる理由
シュトーレンは、クリスマスまでのアドベント期間(待降節)に少しずつ食べるのが習わしです。これにはいくつかの理由があります:
味の変化を楽しむため
シュトーレンは時間が経つごとに、砂糖やスパイス、フルーツの風味が生地に染み込むことで、味が深まります。
購入したてのシュトーレンと数日後、さらに数週間後では異なる風味が楽しめるのです。待降節の意味を象徴
クリスマスを迎えるまでの日々を楽しみながら過ごすという、アドベントの
精神に沿った食べ方です。
一日一切れずついただくことで、少しずつ喜びが増していく感覚を味わえ
ます。保存性の高さ
シュトーレンは保存性が高いお菓子なので、冷暗所で適切に保存すれば数週間楽しめます。
この特徴を活かして、少しずつゆっくりと味わうのが理にかなっているのです。
3・ドイツ発祥の歴史
シュトーレンの歴史は14世紀のドイツにさかのぼります。
当時、シュトーレンは宗教的な断食期間中に食べられるシンプルなパンでした。
バターや牛乳の使用が禁止されていたため、初期のシュトーレンは現在のような
リッチな味わいではなく、水とオイルで作られた素朴な物だったそうです。
その後、ドレスデンの司教がローマ教皇に嘆願書を送り、バターの使用が許可されるようになったことをきっかけに、現在のような贅沢なシュトーレンが作られるようになり ドレスデンは特にシュトーレンの名産地として知られ、今でも
「ドレスデン・シュトーレン」は品質保証の印として保護されています。
4・シュトーレンを楽しむためのヒント
シュトーレンを楽しむポイントは次の3つです。
薄くスライスしていただきます。
一切れ一切れ薄く切ることで、香りや味わいをじっくり楽しめます。温かい飲み物と一緒に・・・
コーヒーや紅茶、またはグリューワイン(ホットワイン)と合わせると、
シュトーレンの甘さとスパイスの風味が引き立ちます。適切な保存
切り口をラップで包むか密閉容器に入れ、乾燥を防ぎましょう。
乾燥すると固くなってしまいます。
まとめ
シュトーレンは、ただの焼き菓子ではなく、クリスマスまでの時間を大切に
過ごすという文化そのものを象徴することです。
少しずついただくことで 風味が深まっていくことを楽しみながら、クリスマス
気分じっくり楽しみたいと思います。
美味しすぎて クリスマスまでに無くなってしまいそうですが・・・
暖かいひと時を過ごせることに感謝しながらいただきます。