アストラルランプ
屋根裏の歌劇座 feat.板倉ミキ
00:00 | 00:00
※試聴版。オリジナル版(04:19)は購入後に視聴可能。
親愛なる皆さま
ごきげんよう。
屋根裏の歌劇座 座長のリチャです。
今日は新譜CDアルバムのトリを飾った、『アストラルランプ』という楽曲をご紹介しますね。
楽曲テーマはコンプレックスで自からを律することなく、内なる心と向き合うこと。
『ラミ』という少女を、暗闇のベールに覆われた夜空として描きました。
-------------------
『アストラルランプ』
いつか観た夜空が
零した欠片たち
流れてく
過去から未来へと
向かうように
震える足取りも
力強く踏みしめて
抱きしめられたらいいな
キラキラと輝かせて
はじまりの合図は掲げた
アストラルランプ
誰かが失くした言葉
灯すように そっと
いつまでも光は
変わらずここにある
俯いた
伏し目がちなことを
隠すように
世界の裏側で幕が上がる
ひそやかに
闇夜を駆け抜けてゆく
ピカピカな星のしっぽ
追いかけまわしたあの頃の
わたしはどこに
隠れたままでも平気
包み込んだら いま
そっと目隠し外した
その意味を持って
生まれてきたこと
気付いたら
逃げ出す理由はない
歪んで煌めく願い
それでもぐるりと描く
太陽のよう月のように
照らし照らされ
まあるく繋がるカタチ
大事なひとと
キミとキミと
出逢えたこと
▼制作メンバー
lyric: 花咲めぐり
music: ワロキ
vocal: 板倉ミキ
▼作品特設ページ
https://theater2nd.tumblr.com/
▼CD通販ページ
https://mecanbaco.theshop.jp/items/8453872
-------------------
真面目なラミが、明朗快活だった幼少期から抱えてきた『こうでなければいけない』という呪縛から開放されるまでのお話。
タイトルにもなった『アストラルランプ』は、あかりを灯すことで歌劇座の開演を知らせる古びた洋燈。
その洋燈に、流星群から外れてしまった星を捕らえて灯すのがラミの務め。
星は命の欠片を燃やしながら歪んで煌めき、その音に歌劇座の座長リチャが耳を傾けた物語を公演するのが『屋根裏の歌劇座』なのです。
ラミはこの歌劇座に所属する、いつかの流れ星。
今では水の精霊ウンディーネの加護を受けた歌声を披露する、星歌隊ソプラノチームをまとめるエトワール(チームリーダーの意)を務めます。
(洋燈を持つソプラノチームの他に、天球儀を持つアルト、懐中時計を持つテナー、振子と天体図を持つバスのチームがありますが、そのお話はまたいずれ)
そんなラミには『感情が高ぶると左目が赤くなる』という、他人とは違う身体的な特徴にコンプレックスを抱いていました。
「抱きしめられたらいいなあ」
コンプレックスの裏側には夢があります。
ラミに隠れていた夢は、ありのままの自分を受け入れたこの夜空から感情を曝け出すことでした。
ラミのコンプレックスの象徴であったオッドアイは、乗り越えれば勇気の証。
目を背けた自分の殻を破ってみれば周りから受ける評価とはかけ離れ、それは決して幼い頃に憧れたような理想の姿ではなかったけれど。
そこにはあたたかい居場所と、自分を信頼して慕う仲間たちがいました。
力強く踏みしめた一歩で、もっと心が寄り添うように。
この歌劇座で、まあるく繋がる縁を描いてゆくのです。
さて、今日のお話はこれでおしまい。
歌劇座は次なる流れ星を、『屋根裏ひみつ基地(座長の部屋。またそこで行われるイベント名)』で待っています。
どんな夢でも座長の魔法で、今宵はあなただけの物語を奏でるでしょう。
「わたしはいつだって、キミの中に眠る勇気を称えよう」
屋根裏の歌劇座
座長 リチャ より
▼作品特設ページ
https://theater2nd.tumblr.com/
▼CD通販
https://mecanbaco.theshop.jp/items/8453872
※ノートを購入すると、フルコーラスの楽曲データをDLできます。
ごきげんよう。
屋根裏の歌劇座 座長のリチャです。
今日は新譜CDアルバムのトリを飾った、『アストラルランプ』という楽曲をご紹介しますね。
楽曲テーマはコンプレックスで自からを律することなく、内なる心と向き合うこと。
『ラミ』という少女を、暗闇のベールに覆われた夜空として描きました。
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『アストラルランプ』
いつか観た夜空が
零した欠片たち
流れてく
過去から未来へと
向かうように
震える足取りも
力強く踏みしめて
抱きしめられたらいいな
キラキラと輝かせて
はじまりの合図は掲げた
アストラルランプ
誰かが失くした言葉
灯すように そっと
いつまでも光は
変わらずここにある
俯いた
伏し目がちなことを
隠すように
世界の裏側で幕が上がる
ひそやかに
闇夜を駆け抜けてゆく
ピカピカな星のしっぽ
追いかけまわしたあの頃の
わたしはどこに
隠れたままでも平気
包み込んだら いま
そっと目隠し外した
その意味を持って
生まれてきたこと
気付いたら
逃げ出す理由はない
歪んで煌めく願い
それでもぐるりと描く
太陽のよう月のように
照らし照らされ
まあるく繋がるカタチ
大事なひとと
キミとキミと
出逢えたこと
▼制作メンバー
lyric: 花咲めぐり
music: ワロキ
vocal: 板倉ミキ
▼作品特設ページ
https://theater2nd.tumblr.com/
▼CD通販ページ
https://mecanbaco.theshop.jp/items/8453872
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真面目なラミが、明朗快活だった幼少期から抱えてきた『こうでなければいけない』という呪縛から開放されるまでのお話。
タイトルにもなった『アストラルランプ』は、あかりを灯すことで歌劇座の開演を知らせる古びた洋燈。
その洋燈に、流星群から外れてしまった星を捕らえて灯すのがラミの務め。
星は命の欠片を燃やしながら歪んで煌めき、その音に歌劇座の座長リチャが耳を傾けた物語を公演するのが『屋根裏の歌劇座』なのです。
ラミはこの歌劇座に所属する、いつかの流れ星。
今では水の精霊ウンディーネの加護を受けた歌声を披露する、星歌隊ソプラノチームをまとめるエトワール(チームリーダーの意)を務めます。
(洋燈を持つソプラノチームの他に、天球儀を持つアルト、懐中時計を持つテナー、振子と天体図を持つバスのチームがありますが、そのお話はまたいずれ)
そんなラミには『感情が高ぶると左目が赤くなる』という、他人とは違う身体的な特徴にコンプレックスを抱いていました。
「抱きしめられたらいいなあ」
コンプレックスの裏側には夢があります。
ラミに隠れていた夢は、ありのままの自分を受け入れたこの夜空から感情を曝け出すことでした。
ラミのコンプレックスの象徴であったオッドアイは、乗り越えれば勇気の証。
目を背けた自分の殻を破ってみれば周りから受ける評価とはかけ離れ、それは決して幼い頃に憧れたような理想の姿ではなかったけれど。
そこにはあたたかい居場所と、自分を信頼して慕う仲間たちがいました。
力強く踏みしめた一歩で、もっと心が寄り添うように。
この歌劇座で、まあるく繋がる縁を描いてゆくのです。
さて、今日のお話はこれでおしまい。
歌劇座は次なる流れ星を、『屋根裏ひみつ基地(座長の部屋。またそこで行われるイベント名)』で待っています。
どんな夢でも座長の魔法で、今宵はあなただけの物語を奏でるでしょう。
「わたしはいつだって、キミの中に眠る勇気を称えよう」
屋根裏の歌劇座
座長 リチャ より
▼作品特設ページ
https://theater2nd.tumblr.com/
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※ノートを購入すると、フルコーラスの楽曲データをDLできます。
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朗読劇と歌で物語を表現する混声合唱隊『星歌隊』が所属する団体。座長と所属メンバーによるキャラクター創作設定を元に、コンセプトに沿った物語音楽CD作品やライブ・1日カフェイベントなど様々な活動を行っています。