宮沢賢治と宇宙(62) 意外な天気輪の柱
蒸気機関車(SL)の車輪
先日、福島県の会津若松駅でSLの車輪を見た(図1)。C57式蒸気機関車(図2)の車輪だ。
ずいぶん立派な車輪だ。直径は、ゆうに1メートルはある。この車輪を見ていたら、ふと疑問が湧いた。
「銀河鉄道の車輪はどのぐらい大きかったのだろう?」
銀河鉄道の車輪が天気輪?
町外れの丘から天の川に旅立った銀河鉄道(図3)。そこには天気輪の柱があったという。
「ひょっとしたら銀河鉄道の車輪が天気輪なのだろうか?」
こんな突拍子もないアイデアが湧いてきた。
「天」に向かう蒸「気」機関車の車「輪」
天気輪の柱には「気」の文字が入る。思案のしどころだが、アイデアがある。
「天」に向かう蒸「気」機関車の車「輪」。
こうすれば、「天気輪」になる。かなり無理はあるのだが、今まで誰も提案していないのであれば、ひとつの説にはなりそうだ。