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「天文学者のひとり言」(22) 「天文学者のひとり言」の1月は? #今月の振り返り
主なできごと
<まとめ>
2025年1月に投稿した記事の数=19
「天文学者のひとり言」=14話
「宮沢賢治の宇宙」=1話
「ゴッホの見た星空」=2話
<ニュース>
noteで展開した『銀河系の話』が日本天文学会『天文月報』に掲載されました。
https://www.asj.or.jp/jp/activities/geppou/item/118-2_123.pdf
よかったこと・たのしかったこと
昨年11月22日、「天文学者のひとり言」(3)で『谷川俊太郎の『二十億光年の孤独』 なぜ二十億光年なのか?』という記事を書きました。宇宙の年齢は138億年だから、本来なら『138億光年の孤独』です。ところが、谷川さんがこの詩を書いた頃、宇宙の年齢は20億年だとされていました。ハッブルの観測にいろいろ誤りがあったためです。
それはさておき、宇宙に関する研究成果が、詩人に一つの詩を書かせたことに感動を覚えました。
「天文学者のひとり言」(3)は何気なく書いた記事でしたが、それに引きずられて結局、谷川さんにまつわる記事を五つも書くことになりました。谷川さんの作品をほとんど読んでいない私なのに、なぜか谷川さんの存在に惹きつけられているのです。これが「谷川俊太郎は偉大な詩人である」ことの証左なのだと思います。
<講演会>
日本地学教育学会『おうちで地学』
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』と宇宙に関する講演。
http://www.age.ac/~chigakuk/event/outigaku07.pdf
講演は30分でしたが、質疑応答の時間が1時間半ありました。そのおかげで、いろいろな質問があり、大変勉強になりました。
気づいたこと・学んだこと
「積読」をテーマにして四つも記事を書きました。これも楽しい考察でした。noterの方々は本好きの方が多いので、皆さん本の置き場所にお悩みのようです。noteの記事を読むと、大変参考になります。積読や本に関係したお話を書いてくださった皆さんに感謝いたします。
次の予定・やりたいこと
2月も講演会がひとつあります。
国立科学博物館
2月15日(土) 14:00―15:30
『ハッブルは宇宙に何を見たか? ― 美しい銀河の世界』
https://web.kahaku.go.jp/event/ueno.php/application/index.html?date=20250215
2025 第912回天文学普及講演会上野本館全日程を表示する2/15(土)
ハッブルは宇宙に何を見たか? ー 美しい銀河の世界
放送大学/谷口 義明
当日受付
時間14:00~15:30会場上野本館 日本館2階 講堂定員75名対象高校生以上備考・通常入館料(一般・大学生630円。高校生以下および65歳以上は無料)が必要です。
※諸事情により内容の変更・講座が中止になる場合があります。受付開始実施時間の15分前から会場にて受付申込方法申込は不要です。 定員に達した場合は、ご参加をお断りいたします。 お問い合わせ国立科学博物館 学習課 学習支援担当
住所:〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
電話:03-5814-9888 (平日 9:00~17:00)
メール:lecture@kahaku.go.jp
また、いろいろな質問を楽しみにしています。
今後も思いついたことを書いていきますので、宜しくお願い致します。
ひとこと
noteは素晴らしい!