6/26放送分【口からでる言葉】
生涯学習の一環で土曜の朝に放送されている「ひょうごラジオカレッジ」の感想とボート競技をからめたエッセイをつづっています(詳細は自己紹介にて)。スタートして4年目。noteでも公開することにしました。過去分も随時アップ中。21年度の目録はこちら。
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20/06/26 放送分
「九十歳 美しく生きる」
金美齢 先生
今、感想を書きながら先生の張りのある声が耳の奥に聞こえます。声はその人の人生を表すと聞いたことがあります。言われてみれば確かに、これまでの歩んでこられた人生の確かさを感じました。
今回も忘れえぬ言葉がありました。台湾には「道は口から出ます」という諺があるそうです。先生と同じく方向音痴の私は、まさにこの諺どおりの経験をしていました。道に迷ったときは地図やスマホではなく、人に声をかけて教えていただくようにしていました。そのふれあい感が先の道を違ったものにしてくれていたのです。
大切なことは「口からだす言葉」であり、さらには文章そして文芸(言葉によって表現される芸術)である、と自己流の解釈を思いつきました。
漕艇は筋肉訓練が主ですが、その行為を言葉で表現し、楽しさや隠された面白さ、あるいはトレーニング中に発生する心の動きがあります。そこに着目し、言葉で書きとめたいと思っています。
道は言葉で尋ねる先に繋がっていく。
スポーツを通じた言葉の力を掘り下げたいと思います。飛躍した解釈ですが、しっかり味わいたいと思います。
20/07/02
アストロケン
6/20放送分【相補うこと】<前 次>7/4放送分【ボートマンのアニミズム】
HAT神戸ボートコース設立実行委員会で活動しています。
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