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2/8放送分【共にゴールを目指す】

生涯学習の一環で土曜の朝に放送されている「ひょうごラジオカレッジ」の感想とボート競技をからめた感動エッセイをつづっています。スタートして4年目。noteでも公開することにしました。過去分も随時アップ中。目録はこちら〔21年度〕〔~20年度

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20/02/08放送分
「2020年第7回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム・北海道」
有森 裕子 先生

スポーツに関しては日々幅広く関心を持つようにしていますが、スペシャルオリンピックス※のことは知りませんでした。

スペシャルオリンピックスは、知的に障害あれどスポーツを通して楽しみを発見し、自らの喜びとし、同時に応援してくれる家族にも喜びを生み出す。パラリンピックとはまた違うすばらしい概念をもったスポーツであり、参加するアスリート達は自分の可能性を見出し、勇気、希望、連帯、感動を学んで行く、ということを知りました。

この活動に有森氏は畏敬の念を持ち参加されたとのこと。彼女は「スポーツの持つ可能性、社会的意義を信じ、それを伝えたい」といいます。マラソンランナーではなく社会思想家の言葉として聞かせていただきました。

私はボートを通して生きてきた人間ですが、何らかの社会貢献ができればとの思いは同じであります。講義を拝聴し、深く感動いたしました。

マラソンはスタートラインに並び、一斉に走りだし、はるか遠く42.195キロ先の一本のゴールラインを目指します。ボートも距離こそ2,000mと違いますがゴールを目指すのは同じであります。私自身もこのスポーツドラマの中から様々な感動を学ぶことができました。

それぞれのスポーツはその学びを得るための手段であり、ドラマの中から深い感動を経験していくことこそが大切なのだという、これまでとは違うスポーツ感、スポーツ概念を学ぶことができました。

スペシャルオリンピックスとは
知的障害のある人達に、日常的なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を提供する国際的なスポーツ組織。現在、世界170か国以上で400万人、国内では47都道府県で8,605人(2019年度時点)がアスリートとして活動に参加している

スペシャルオリンピックス日本公式サイト「よくある質問」より


20/02/12
アストロケン

2/1放送分【一瞬の揺らぎ】<前 次>2/15放送分【白いパラソル】

<今日のつぶやき>

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