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猫の日に寄せて(365日犬の日の人より)
本日、2月22日は
今さら言うまでもなく、書くまでもなく
犬の日ですね。
……わざとらしく間違えました。
ごめんにゃさい。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、私はイヌ科イヌ属です。今は人間の姿をしていますが、そのうちイヌに進化するはずの生き物です。よって、毎日が犬の日なのです。
しかしながら、本日この佳き日は、猫さまに敬意を表したいと思います。
私は今の愛犬を含め、3頭の犬と暮らしてきました。猫を飼ったことはありません。
ですが、一度だけ、一時的に世話をしていたことがあります。
この子です。
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セピア色の写真が、時の隔たりを感じさせます。もう◯◯年も前のことです。
この子は、いわゆる地域猫でした。
見た目の綺麗さや人懐こさで、近所の何軒かの家で可愛がられていた野良猫でした。
我が家にもよく来ていました。
いろんな名前があったようですが、うちではミーちゃんと呼んでいました。
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我が家でくつろぐミーちゃん
当時は両親と私の3人暮らしで、私と父はミーちゃんをうちの子にしたかったのですが、母がどうしても首を縦にふりませんでした。
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その後、我が家は保護犬の子犬を引き取ることになり、ミーちゃんは自然とうちに寄りつかなくなってしまいました。ノミ取り首輪をつけてもらった家の子になったと聞いています。ちょっと寂しかったですが、結果的にはよかったのかなあと思います。
その時の保護犬も天寿を全うし、そしてその数年後、また運命の子と出会い、今にいたっています。
今日はその運命の子をシャンプーに連れていきました。
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頑張っている犬
5〜6週に1度は連れていくドッグサロンなのですが、10年たっても毎回ぶるぶる震えます。車に乗ってどこかに行くのをとても怖がります。
遠い遠い県で生まれたこの子は、おそらく車で我が県まで運ばれたのだと思います。車に乗るのを怖がるのは、そのせいなのかもしれません。
前述した保護犬は車に乗るのが大好きでした。子犬の時にバス停に捨てられていた犬で、幸か不幸か車に嫌な思い出がなかったからなのでしょう。
愛玩犬として生まれた犬と、段ボールに入れて捨てられた犬。どちらが幸せなのか、やるせない思いがします。
サロンのトリマーさんはまさに犬の生まれ変わりのような方で、うちの犬も店の中に入ると落ち着いているそうです。この店がなくなると、いざという時に預けられる先がなくなってしまうので、これからもどうぞよろしくお願いします。
(ペットシッターさんを試したこともあるのですが、うちの犬はシッターさんが来ている間ソファーから降りなかったそうです泣)
おっといけねえ。
猫の日だというのに犬の話になってしまいました。猫さま、申し訳ごにゃいません。
今宵、すべてのにゃんずが幸せでありますように、イヌ属から祈りを捧げたいと思います。