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BUMP OF CHICKEN「Iris」「青の朔日」

バンプがどうしても好きだ、の話です。結局は。

新アルバムが出ました。週末からレコ発ツアーです、の流れは他でも割とあるし毎度「いや、新譜覚えきるの大変な???」と思っていたので今回のラインナップはツアー行く前提としては大分有難い。
むしろ今までで一番リリースまでの時間の長さを実感として感じるアルバムでした。
配信リリースを順に聴いているので本当にアカシアなんかaurora  arkのツアーの直後だったから…とか思う訳で。いつもは新録曲は制作時期を楽曲から感じるのは難しいので尚更。
アレンジのし直しもあるし全然これはこれで時間を感じる「アルバム」になっているなあと。

その中で一番まっさらな「青の朔日」ですが、「邂逅」の時と同じく喪失の先でも続く生活の話をしているなあと。
この手合を聴くと「居なくなっても生きていて欲しい」と言われているようでなんだか苦しいような気分になる。そうなのだけど。結局続くし進むのだけど。
居るけど側ではないと居ないはどうしようもなく違うので…

ナタリーのインタビューで「暗いところで見つけた光」という表現を見たけれども、最初からずっと「北極星」「真冬の星」と思って彼らを見てきた自分としては藤原基央が似た世界を観ている可能性がただ嬉しい。この感覚に強度がつくというか。

ロゴ発表時に「これこのままじゃない何かがあるんだろうな」と思っていたけれども、初回盤の装丁でピッタリ良いな、と思った。透明感をモチーフとしたデザインだとRADWIMPSの「絶体絶命」も良かった(透明フィルムに歌詞を印刷して重ねることでノイズのようになっているのが最高に好き)けれどこちらも透明にあのロゴが映えてとてもカッコいい。と言うか歌詞カードが!画用紙調の円形の紙に表は歌詞カード、裏面はホームシック衛星のツアー写真をUVグロスでツヤツヤにしているとか…あまりにも好きで…というかツアーの思い出写真がいっぱい入っててそう言う意味でも「アルバム」だな今回…Irisが出来るまでの道のりのアルバムじゃんなこんなん…

週末からのツアーをとても楽しみにしている…とりあえず物販整理番号のガチャに勝ちたいですね…

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