前世の記憶2
退行催眠の先生の所は
月1で通っていました。
何回か通ったある日
急に悲しくなりました
諦めに近い感覚と
悔しいという感覚と
悲しいという感覚でした
見えた世界は
火あぶり
連帯責任。一斉廃除
その景色を泣きながら先生に伝えた
先生は
『その視えたものが、あなたの前世ですよ』
と教えてくれた
『そのまま、なぜそうゆう事になったのか
遡って視てごらん?』
脳の中に視える世界を
巻き戻しするように視た
そこに浮かんだワードは
『密告』
アタシが視えた前世は
今でいう
『お医者さん』
ただ、世には出てきてない
紹介制で、よほど困ったという人しか助けない
というお医者さんだった
石や草や木や水を使って、調合して
患者さんに渡す
お薬の原形のようなものだ
施し方は
道具も何もない
自分の手のみ
いわゆる魔女だ
密告によって
張り付け火あぶりになったわけだが
沢山の石と
沢山の草を握っていた。
その記憶のせいで
草むしりをすると
火傷みたくなっていたのだという。
ただ。それを認めれば
その症状は出なくなるという。
自分がやって来たことは
間違ってなかった。
自分によって助けられた人も居るんだ
自分はやるべき事をやったんだ
と認められれば
その症状は出なくなるらしい
すぐ理解し、認めることは
なかなか難しかったが
不思議なことに
昔から
川で石と石を削って(赤い石とか)
その赤い汁を顔や手に塗って遊んでいた
先生の所に通う少し前から
パワーストーンを集め
自分の周りに
それぞれ合った石を選んであげたりしていた
きっとそれも
前世の記憶の影響なんだろう
密告
ついては
次回書くことにします
つづく
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