天秤の掲げた方。
こんにちは。
イラストレーターのあすです。
今年後半から仕事の方向性をガラッと変えて、ある程度"今年後半から来年は勉強の一年だぞ!"と覚悟はしていましたが、本当に学びな日々です。
先日から始めた描く対象が人間の男性専門のデッサン教室を筆頭に、背景の基礎教室に電子書籍の勉強の朝活…よくまあ飽き性の私がと自分でもびっくりしています。
昨年の今頃はまだイラスト教室の講師をしつつイラストレーションイベントで出張したり、それなりに忙しく仕事していました。イラストレーターとしてBL小説の表紙や挿絵を描きたい!と決意して7ヶ月後にBL小説の電子書籍の表紙の仕事をとり、今はよりステップアップしようとがんばってるつもりです。
ここに来るまで、何度も色々なことを天秤に乗せてきました。
そして天秤の掲げた方を捨ててきました。
時間はみんな限られていて、体も1つしかないなかで、私は自分で選んで今ここにいます。
正直言えば昨年より所得は減りました。
そりゃそうです。BL小説の絵の仕事を得るために、安定した収入のあった講師をやめて、勉強のために教室に通いだしたのだから。
これがイラストレーターとして、正解かはわかりません。成功かもわかりません。
ただ、私の心は満足している。
日々、仕事のためにがんばることが楽しいし、BLの絵の仕事とれたらうれしい。
よく、プロの定義について議論されていたりしますよね。
自分で自分を食べさせていくのがプロだと。
(一応私も副業はしていないので、プロのフリーランスイラストレーターなのですが)実は私はそこがプロの条件だとは思っていません。
だって、普通の会社員だって夫婦共稼ぎ、一緒に一つの家に住んで食べてくのに必死だったりする世の中です。
プロとは、もちろん報酬をもらうことも大事で大前提ですが、与えられた仕事に、その仕事の先にいる取引先や消費者に、誠実に向き合い自分のベストを尽くせるか。そしてそれを楽しめるかだと思うのです。
甘いフリーランスとかいわれそうですね笑
甘くてもバカでも、なんでもいいです。
私は報酬が減って、より底辺の泥水啜る系イラストレーターですが、シアワセです。
とはいえ…仕事はもっとほしいししなきゃなので、クリエイターEXPOでまた仕事とれますように〜。